教員の「お仕事」
国語教科書を、古文や漢文のそれと区別するために、現代文と呼ぶことがある。現代日本語の文章だから、現代文なのであろうか。そのまんまで芸がない。 文章は、読み手が一読してたちまち理解させるように書くのが、書き手の義務である。ああでもない、こうで…
なんとか希望校に入学できたのはいいが、学校が嫌になって退学したり、「問題行動」等で退学させられたりする子供がいる。子供が中途で来なくなると、本人よりも、学校が困る。評判を落とすことになって、翌年の募集に影響するからだ。 だから、学校側は、退…
荒れた学級を解決するには、教員に魅力が必要である。 秩序があり生き生きとした学級に変えていくには、教員が子供を巻き込むことができるかどうかが、鍵である。しかしながら、子供は簡単には教員に巻き込まれないだろう。結局のところ、子供たちから見て、…
荒れた学級を立て直すには、どうしたらいいだろうか。 児童生徒学生を以下、子供と記す。 子供は、教員と仲良くやりたいと、本音では思っている。自分を認めてもらいたい、自分の苦しみを分かってもらいたい。自分を救ってもらいたいと、思っている。 教員が…
ある人来りて嘆いて曰く。 ーーーー 地獄から舞い戻ったような尾〇某のしわがれ声を聞いていると、コロナごっこを想起せざるを得ない。某は学者と言うよりは政治屋まがいの芸人で、テレビマスコミの売れっ子で、騒動の中心にいることが、嬉しくてたまらない…
小学校高学年(小学5・6年生)の学級が荒れている原因のほとんどは、「学級担任の余裕のなさ」に原因がある。 中学校1年生及び2年生(3年生は事情が異なってくる)の学級の荒れは、学級担任の「学力・指導力の力量不足」である。 高校1年生及び2年生(…
教員志望者が減ってきているという。志望者が減れば、レベルも下がる。 女性にとって、教員はおいしい仕事であることには変わりはない。男女完全平等どころか、男性教員よりも優遇されていることが多い。 教職に人気がないのは、子供をおだて上げるあまりに…
過日、某小学校の道徳の授業を参観した。ジョバンニだかトルネードだかしらないが、外国の低劣な短編を読ませて、粗筋を互いに言い合う。狙いの定まらない、嫌な授業だった。道徳なら、道徳らしい「教材」を使うがいいだろう。道徳の教材は、日本の歴史であ…
某居酒屋で某人曰く。 ーーー 2022年10月半ばなのに、コロナごっこをまだ続けている。 もっとも、マスクにしてもワクチンにしても、あんなもの嫌だ、怪しい薬剤が危険だと叫ぶと、つまはじきにされてしまうから、みなさん我慢して、または喜んで、従っ…
教員には、能力不足の者が多すぎる。けれども、悪党は少ない。「管理職になりたいです」と、すぐに顔に出る。ようやく教頭、校長になったはいいが、これがまったく無能である。 人事発令は教育委員会である。いわゆる「任命責任」があるから、責任逃れのため…
某氏いわくことには。 人は常に批判にさらされていなければ、だめになる存在である。権力は必ず腐敗するというが、自分に酔ってやがて腐るのは、何も政治家や独裁者ばかりではない。並の教員も、並以上または以下の教員も、第三者からの厳しいチェックが入ら…
教員の自殺率は高いか低いかは、よくわからない。おそらく、他業種に比べて、自殺者が多いほうではないのか。 内閣府の「平成27年中における自殺の状況」(平成28年3月18日)を見ても、職業別に詳しく分けていないので、教員がどのくらい自殺したのか、わか…
高校から小学校高学年に至るまで、相も変わらぬプリント地獄である。授業では、子供は教科書とノートを持てばよい(ちなみにIPADの類など不要である)。教員は、教科書とチョーク1本で足るはずである。 それがどうだろう。教員は、プリントを山ほど刷って、…
かつて、〇〇記念パーティの類の会合で、高名な精神科医が、ここまでやってこれたのも多くの方の力添えで云々、とスピーチをした。それはそうだろう、言える立場だから、吐く言葉だろうが、東大は東大を助ける。互いに誉め合って、外部を排除し、仲間内でう…
教育は、前提として、子供が必要だ。子供、教員、学校の順である。結婚が珍しいものになって、子供が希少なものになれば、やがては、学校は減少し消滅する。極端な話ではあるが、制度としての教育は、縮小するだろうし、そうあるべきだ。なくなるのではなく…
小中学校の教員は、授業でも休み時間でも、子供の発信したすべての兆候を、見逃すまいとする自覚がある。高校や大学の教員は、子供の変化に鈍感である。変化を見抜いて対処することは、教員の仕事の肝要である。医者でいえば、見立てである。素早く正しい見…
以前のお話。 ーーー 以下は、某企業の知人から聞いた話である。 そこそこ名の知れた大学を出れば、まあまあの就職先が見つかるなんてことは、昔はどうだか知らないが、今はない。エクセルやワードの検定1級所持は当然で、パソコンでゲームばかりやっていた…
今は昔のお話。 ーーーーーー 新卒ほやほやの新米教員は置くとして、30過ぎから50代までの、とっくに仕事に慣れたはずの教員も、保護者または同僚もしくはその筋に、びくびくとしながら毎日を過ごすようである。その一例が、学年通信という代物で、よせばい…
学校は学校外の事ごとに関係してはいけない。家庭が甘える。行政が甘える。学校は校内の教育に専心すべきである。それしかできないはずである。授業で子どもの学力をつけるのが仕事で、それ以外は枝葉末節である。例えば、通学指導というものがある。通学は…
「速度」が良い授業の条件だ、と以前に書いたと思うが、速度とともに必要なものは、笑いである。授業には笑いがなければならない。この意味では、女性教員の過半数は問題だ(性差別ととってもらっては困る。今時、女性だ男性だと、言うことさえ愚かしい)。…
今は昔の物語。 ーーーー 教員は、端から見るほど楽な仕事ではない。今どき、教職が楽だろうなんて誰も考えていないだろうが、場合による。 ある人にとっては苦しいが、またある人にとっては、楽園である。教員は、お人好しで、世界が狭く、単純で、のぼせや…
コロナ騒動の以前のお話。 ーーーー 所用で安芸の宮島に行った時のこと。朱塗りの鳥居が海にぽっかり浮かんだ景色を漫然と眺めていると、後ろのほうが騒がしい。それもそのはずである。 一般観光客のみならず、高校生中学生小学生の修学旅行だの遠足だので、…
読書力、と仮に名付けようか。自分の判断で良書を選び、読んで内容を理解できる、というほどのことである。漫画や流行本や、三日後には忘れられるような雑文の類は、良書とはいわない。十年二十年百年千年残る名文で綴られた本を、良書という。 教科書から、…
教科書改訂のたびに、教科書会社の手引書は、ますます過熱して、余計なことを書きまくっている。 宿題を多めに出す教員は、保護者から受けがいい。実態にかかわらず、熱心な先生と呼ばれることが多かった。それに味をしめて、教員は授業下手をごまかすために…
国語は教えるのが難しいが、それ以上に、教員の愚かさが目立つ教科である。無論、愚かなのは、国語科教員に限らない。それを言えば、数日かかる。 教員は、すべからく中学高校生時代に、少なくとも一度は、学校の成績トップの経験が必要だと、以前のべた。理…
近所の大学は、多くの大学の例にもれずに、相変わらずコロナ閉校を決め込んで、閑古鳥である。そのくせ、学生からは普段と変わらず、しっかり授業料を分捕っている。 大学は仕事をとっくに放棄している。それでも、職業としての大学教員に魅力を感じている子…
わたしは大学教員を毛嫌いしているようだが、大学教員すべてが無能だと言っているわけでは、もちろんない。ごくごくまれにだが、大学にも有能な教員がいるだろうし、すべての大学が不要だ、とは思わない。ある種の「大学」は、残るだろう。教員は、小学校で…
現職の教員は、仕事上の能力不足の人が多い。だからといって、教職に限らず、仕事に必要とされている能力を持った人がどこにいるのか、どんな職業があるのか問われると、答えに窮する。 国政に顕著だが、政治関係で食する人を筆頭に、どのような仕事でも、能…
東京都は「関係者によると」という例の出だしで、武漢コロナの感染者数が○○人だ何だと、毎日ご苦労な事である。どうせ現都知事職にある小池某の指示だろう。数字は何とでも動かせる。然るべき場所で然るべき検体調査をすれば、恣意的に数値の上下が可能であ…
知人来りて、嘆いて曰く。 新型コロナウイルス感染とやらの「迷妄」が、一世を風靡した。今もまだ残滓がある。いつまで騒ぐ気なんだろう。検察庁法改正可決までの間だろうか。それとも、政府筋に都合のいい時まで、だらだらと宣伝する気だろうか。 武漢ウイ…