アクティブラーニング
アクティブ・ラーニングが、大げさに喧伝されたが、コロナごっこの影響で、あっという間に消え去った。とはいえ、関連グッズとしての書籍や言説を、すでに売った後だったので、関係者は、収益にご満悦で、あとは知らんぷりである。いつもの教育ブーム商売を…
どうもよくわからない。 高学年の小学生の子供を持つ親が曰く。 私がフルタイムで働いているので、子供だけで家においてはおけない、と。 これまた奇怪なことを言う。 子供が昼間、家で過ごすことの、いったいどこが問題だというのだろう。子供が家にいるの…
今は昔。 ーー ゆとり教育の推進者は、日本政府、文科省(文部省)、マスコミ全般、利に連動する大学関係者の類だった。当時は、ゆとり教育に、だれもが諸手を挙げて、賛成した。反対しようものなら、村八分にして、アカポスにつけないようにしたり、マスコ…
他の省庁に比べて、文科省のつらいところは、何かをやっているふりをしなければならないことだ、とある人が言った。 本来は暇を持て余して、あってもなくてもいいような役所である。しかし、極楽な毎日でも、文科省の職員として、給与は払われているのだから…
自分からすすんで勉強する子。それほどではないが、言われたら素直に勉強する子。一方、ほうっておけば勉強しない子。勉強しろと叱りつけても勉強しない子。子供は、様々である。 勉強への態度の違いが、将来を決める。こう言うと、そんな馬鹿な、と思いたく…
小学校中学校高等学校の「総合的学習の時間」(小学校低学年は「生活科」と称す)は、ほとんど無意味なことが明らかになった今も、惰性で時間つぶしをさせている。 あんなものを、学校で取り扱う「学習」だと、本気で考えているとしたなら、不勉強を通り越し…
次の指導要領改定案、今回のキャッチフレーズは、アクティブラーニングである。笑うしかない。お暇な文科省が、恒例の学習指導要領の改定ごっこである。他にやることがないのだろうか。教育は人類の知識遺産、我が国の文化伝統を、次代に受け継ぐことである…
新入学、新年度、新学期を目前にして、案の定というべきだろうか。書店では、アクティブラーニングごっこで、大忙しである。ついでに、騎士団長何とかで、これまた、売ったもの勝ちの、大宣伝である。どうにもこうにも、書店の先行きは暗い。暗くて構わない…