どうもよくわからない。
高学年の小学生の子供を持つ親が曰く。
私がフルタイムで働いているので、子供だけで家においてはおけない、と。
これまた奇怪なことを言う。
子供が昼間、家で過ごすことの、いったいどこが問題だというのだろう。
子供が家にいるのが、それほど不安で気になるのなら、首に縄をつけてどこにでも引っ張っていくがいい。
自分の子供だ、親自身が責任をとれ。誰の子かわからないのなら、DNA鑑定で調べるがいい。
子供は子供で、家でどう過ごせばいいのかわからない、という。10歳11歳になっている。それしきの判断力もないのか、知恵らしきものもないのか。
黙って家の掃除をしていろ。白紙に国語の教科書を書き写していろ。ゆっくりと空気を吸え。1から10万まで足し算をしているがいい。
一体、日本の学校のやってきた「教育」とは何だったんだろう。
さて、学校の一斉休校で、大喜びなのは、テレビ局である。視聴率が鰻上りで、笑いが止まらない。ゴミ番組のくせに、新型コロナウイルス、新型肺炎を、声高に喚きさえすれば、楽勝の構えである。
テレビが、空っぽの頭の製造機であり、社会の敵であることがお分かりだろう。
何度でもいう。
休校の決定は、各自治体、学校設置者が下したのである。決定は覆らない。ならば、それをどう利用し、どう活かすのかは、子供とその親の問題である。
それこそ、これまでの学校教育の成果が試される時ではないのか。
自主性だの、アクティブラーニングだの、生きる力だの、ご立派なキャッチフレーズで、文科省以下、大威張りでやってきたのではないのか。
それが、少しは、実際に活かさるかと思いきや、たった2週間の休校の決定で、化けの皮が剥がされたのである。
全国休校で、授業中止の今こそチャンスだろう。生きる力、アクティブラーニング、自主性、とやらを、どうぞ存分に発揮してみてください。