ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

ぱるるの授業批評

教員採用試験は楽勝でも、教員になるのは難しい。笑いのある授業。

「速度」が良い授業の条件だ、と以前に書いたと思うが、速度とともに必要なものは、笑いである。授業には笑いがなければならない。この意味では、女性教員の過半数は問題だ(性差別ととってもらっては困る。今時、女性だ男性だと、言うことさえ愚かしい)。…

できない坊主を授業の中心にしたらダメだ。かっこうはいいが、現実的ではない。ぱるるの授業批評9

文中の指導者とは、授業を進める人、つまり授業をしている教員のことである。 授業批評9 子供が、指導者の指示をすぐに理解し、行動に移すことができた。指示が明確である。 引き算の筆算。 学習姿勢を確認したのはいい。グループごとの確認は、時間をとるも…

最低の中学校の授業。子供が悪ければ、教員が助かるのか?

この中学校の授業は、問題点が多い。英語の授業。英語に限らず、中学では、プリントを配って、それに書き込ませることで、授業を構成しようとすることが多い。ところがほとんどの場合、プリントの内容が、簡単で単純なため、学力向上の役に立たない。もちろ…

高校教員の授業は、お粗末すぎる。研究授業のレベルに達していない。ぱるるの授業批評14

授業批評は、高校では、難しい。どこが難しいかと言えば、授業が、そもそも批評するレベルに達していない。 高校では、厳密には公開研究授業はない。たまにあるのは、あれは教科ごとの授業研である。同じ教科の教員と、校長あたりが数人来て、お茶をにごす。…

おしゃべりよりも、式で説明させろ。ノートの徹底と、教員の「待つ余裕」。ぱるるの授業批評13

授業批評13 乗法の交換法則の理解 3つの数値で。 教科書と同じ問題を、そのまま板書したことは、子供を集中させる方策としてはある。しかし、冗長ではある。 問題文から「わかっていること、わからないこと」を確認する。 問題文にある内容が、つまりはわか…

授業技術と子供の成長。教員の知的向上心が、モノをいう。ぱるるの授業批評12

授業批評12 この課題の場合、言葉の説明だけでは不足だ。ビジュアルな例示があったほうがいい。 具体的な提示物・・ただし、言葉の訓練という意味では、指導者のことばをきいて、そこから作業をすすめるという方法もあるだろう。 子供「意味がわからない」「…

授業は、一種の技術でもある。成長する教員、停滞する教員。ぱるるの授業批評11

授業批評11 子供の発言が活発で、全体的に生き生きしていることは良。 指導者は、いつも静かに答えるようにする。大声を出さない。 漢字の学習では、できた子供から前に持ってこさせたほうがいい。チェックのために、子供に手を挙げさせると、数人同時に手を…

公開研究授業の心得。子供だけでなく、参観の教員らにも、わからせてやるがいい。ぱるるの授業批評10

授業批評10 ○カタカナの学習 カタカナで短文をつくる プリント配布する。本・教科書をみてもよい。 子供がこれから何をするのかを、子ども自身に気づかせる。 指導者からの指示・説明がはつきりしていることが良。 その結果、子供からの質問が明確になる。 …

何事も大事は細部に宿る。いちいち言わなければ、わからないことがある。ぱるるの授業批評8

授業批評8 授業開始で、係の子供が前に出ると、そのまま静かになる。とてもよい学級規律だ。 このように、遊び時間と学習時間との、けじめをつけることが大切だ。 単元名を板書したのも良。近頃は書かない教員も多いのだが、簡単にでも書いておくと子供の腑…

プリントに頼った授業は邪道である。教科書とノートで勝負せよ。ぱるるの授業批評7

授業批評7 指導者「花がどういうときに、どうなるかについて勉強しましょう」 時間の移り変わりがわかるところに線を引く。 「夕方日がかげると」と答えたことは、いい。 春の晴れた日に・・・・この例示がよかつたので、すぐに日がかげる・・日差しが弱くな…

教員のステレオタイプな思い込み授業。説明文指導は、まず読ませる。ぱるるの授業批評6

授業批評6 教科書を開かせずに題名で、内容を予想させた。 指導者「どんなことが書いてあるんだろう」 題名から予想させる意図は何か? 興味付け? 次に○ページの扉の写真から内容を想像させる意図は? 指導者「興味をはっきりさせることにつながるから。どん…

教員がおしゃべりしすぎ。子供の知的作業を待ってやることも、授業だ。ぱるるの授業批評5

授業批評5 指導者が発言しすぎかもしれない。 ノートに書かせる場合は、書く時間をとること。 その間は、指導者は次々と発言しない。授業での沈黙に耐えること。 特に、大勢の参観者のいる公開研究授業では、静かな状況に指導者自身が耐えきれなくなり、話し…

ノートに書かせ、前でやらせる。実際に手を動かすことが必要だ。ぱるるの授業批評4

授業批評4 単元を板書した方が良い。 指導者「1分間とはどういうことですか」 子供「時計の・・、待つ時に・・、長い針が・・」 発問が児童任せになってしまっている。 問いは、子供が迷わないように、具体的に限定して問うこと。 問題を指定する場合は、ペ…

とかく授業はやっかいなもの。子供の作業と教員の説明のバランス。ぱるるの授業批評3

授業批評3 色分けの仕方は基準の提示が必要だ。 店や工場の多いところ、等。 子供の反応が少ないので、指導者が反応して、5つに分けた。 店の多いところは地図では何色・・・子供の挙手を促す。 田畑 、工場 、 森林 、 住宅 、 指導者「店の多いところって…

子供が読みとると言ったって、それってどういうこと。ぱるるの授業批評2

授業批評 2 国語 説明文 音読 班ごと(3~ 4人)の音読 一人で読むときと複数で読むときの差がありすぎだ。全体で読む練習が要る。 指導者が読んでるとき私語している子供が数人いたが、自然とすぐに静かになつた、とてもいい。 腹から声を出す。ゆつくり目に…

ぱるるの教育批評は、授業批評でもある。厳しい指摘が、結果として子供のためになる。ぱるるの授業批評1

教育批評は、授業批評でもある。 多くの授業を見てきた。 授業後の検討会等で、色々と気付きを述べた。 いつどこで、何を言ったのか、ほとんど覚えていない。 メモの類も散逸した。たまたま残っていた数枚の雑記をもとに、記憶をたどりながら、書いていこう…