させていただく
こんな話がある。 ーーーーーーーー 家で毎日、旨いものを食べていると、外で食べることができなくなる。長年の美食のために、味覚が異常に鋭敏になり、ますます食い物にうるさくなった。 私は、自身でも料理をするし、手際が良く、出来もよい。妻は、料理好…
学校は学校外の事ごとに関係してはいけない。家庭が甘える。行政が甘える。学校は校内の教育に専心すべきである。それしかできないはずである。授業で子どもの学力をつけるのが仕事で、それ以外は枝葉末節である。例えば、通学指導というものがある。通学は…
政府が、新型コロナウイルス感染に対するために、全国の小中学校高校へ、期間限定の休校を要請した。要請とあるが、だれも逆らったりしない。学校というところは、権力には絶対服従である。 教育関係者は、この数週間、だんだんひどくなる、保護者からの疑問…
不登校という現象は、かつてあったし、今もあるし、これからもあるだろう。不登校の子供がいた場合(大学生の場合は、これは怠学と判断される。すでに法的な大人である。自分で責任をとるがいい)、以前は、学校が恐縮して、さも申し訳なさそうな素振りをし…
旅客来たりて嘆いて曰く。 子供が、親の期待通りまたは予定通りに育たなかった、あるいは、思うように伸びなかった。だからといって、その原因または責任を、学校や教員に押し付けて良いものかどうか。そんなこと、並の神経の持ち主なら、すぐにわかりそうな…
某日、某コーヒー店のラジオから、だみ声で不仕付けに流れる参議院予算員会中継を漫然と聞いていると、質疑する議員が「させていただく」の連発である。「先日、どこどこの被災地へ行かせていただきました」「何々の問題について、調べさせていただいて」謙…
知人の言によると、某市の小学校の学級で、いじめがあった。その対応の件で、当該学級担任教員及び市教委が、親に謝罪したそうである。それについて、大学教員のG某が、当該教員の指導がどうの、市教委の責任がどうのと、学校現場及び教員関係者に対しての批…
運動会は無駄である。 運動会というイベントがある。軍国主義とやらが大嫌いらしいそぶりを見せる「教員組合」も、不思議と運動会だけは賛成であった。ただの賛成なら、可愛げもあるが、競争のある運動会は駄目で、競争のない運動会なら、いいのだそうである…
子供たちは、小学校に入学すると、さっそく担任から、ああしなさいこうしなさいと、命令される。それは、仕方のないことである。子供たちは、個性の塊と言うよりは、我がまま勝手な暴君の集まりである。担任は一人で、手強い彼らを相手にしなければならない…