格差社会
以下は、かつて書いたものである。 学級の学習の到達度を上げてしまうと、不快に思う親がいる。分かりやすく言えば、子供の学力を伸ばすと、不安に思う親がいる。 熱心に教え、その成果が子供に現れる。学級全体の学力が上がって、良いことづくめのようだが…
過日、某小学校の道徳の授業を参観した。ジョバンニだかトルネードだかしらないが、外国の低劣な短編を読ませて、粗筋を互いに言い合う。狙いの定まらない、嫌な授業だった。道徳なら、道徳らしい「教材」を使うがいいだろう。道徳の教材は、日本の歴史であ…
海外で長く暮らした某人曰く。 どうして日本人のシニアは、不幸な顔つきに見えるのだろう。 早朝でも夕刻でも、苦虫つぶして、虚空を見つめ、散歩と称するよちよち歩き。お決まりの病院通い。わけのわからない70過ぎの手習い。別に働くでもなし、金もあり、…
なんともまあ奇異である。教室で、すべての子供がフェイスシールドをして、机に座っている図を想像してほしい。血の通った子供とは思えない。管理社会の小さな歯車または部品であり、まるごと管理されることを喜び、もはや、管理されていることすら忘れ、自…
この度の、検察庁法改正案が、万が一にも通ってしまうようならば、今後一切、検察は信用できない。日本国民は、政府与党の恣意的利己的な私物となり、法は蹂躙され、安倍某の、なすがままになってしまうだろう。 あまりのことに冷静でおれないので、以下引用…
武漢ウイルス(別名、新型コロナウイルス)騒動がまだ続いている。 政府、マスコミもろ手を挙げて、コロナウイルス騒ぎで、大キャンペーンである。 初期の勘違いや失策を気づいたら、すぐに反省して方向転換すればいいものを、自分の利益とメンツとに執着す…
過日、知人が散歩ついでに来たりて、曰く。ーーーー 新型コロナウイルス感染者が確認された、陽性反応が出たなどと、相変わらず、マスコミ媒体は大騒ぎして、視聴率の異常な高さに嬉しげである。 しかし考えても見るがいい。検査をすればするほど、陽性反応…
欧米に起こることはやがて日本でも起こる。日本にも、若い世代に過激志向が広まっている。というのは、真っ赤な嘘で、日本の若者は、過激にならない。良いことなのか。然り、極めて望ましく良いことである。 現状への不平不満の鬱積とその爆発とが、過激思想…
子供は学校で学んで、学力が向上する。これは当然のようだが当然ではない。教員によって、子供の伸びが、ずいぶん違う。 知人の二人の子供(4年生と6年生)を例とする。 4年生の担任は、確固とした指導観を持っているようだ。子供たちに遠慮会釈なく学力向上…
高校や大学の偏差値操作の続きである。 某日某所で、某私立中高等学校の校長が小声で言うことには。実は本音のところ、本校の将来はとても暗い。十年先はどうなるだろうかと思っています、云々。私にまでうっかり漏らすくらいだから、入学志願者数の激減また…
日本は格差社会である、という。他人との差異を求めるのが人間の本性であるから、格差のない社会はあり得ない。何度も繰り返して恐縮だが、荷風先生の言がある。現代人は、他人よりも自分の方が優れているという事を人にも思わせ、自分でもそう信じたい。優…