ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

幸せな授業

荒れた学級の解決策 病める教員 憎しみの子供 教員同士の反目

荒れた学級を立て直すには、どうしたらいいだろうか。 児童生徒学生を以下、子供と記す。 子供は、教員と仲良くやりたいと、本音では思っている。自分を認めてもらいたい、自分の苦しみを分かってもらいたい。自分を救ってもらいたいと、思っている。 教員が…

教科書の駄文。教員の授業力は、充実した教科書と明快なノートでわかる。

充実した教科書を使って、ちゃんと教えることができれば、一人前の教員である。そんな教員が多く在籍している学校が、立派な学校である。ところが、教員を云々する前に、肝心の教科書がお粗末至極なのだ。これほど教科書が駄目な国は、少ないのではないか。 …

教員採用試験は楽勝でも、教員になるのは難しい。笑いのある授業。

「速度」が良い授業の条件だ、と以前に書いたと思うが、速度とともに必要なものは、笑いである。授業には笑いがなければならない。この意味では、女性教員の過半数は問題だ(性差別ととってもらっては困る。今時、女性だ男性だと、言うことさえ愚かしい)。…

できない坊主を授業の中心にしたらダメだ。かっこうはいいが、現実的ではない。ぱるるの授業批評9

文中の指導者とは、授業を進める人、つまり授業をしている教員のことである。 授業批評9 子供が、指導者の指示をすぐに理解し、行動に移すことができた。指示が明確である。 引き算の筆算。 学習姿勢を確認したのはいい。グループごとの確認は、時間をとるも…

いじめ男子を排除する。甘い顔でおもてなし、大概にしておけ。

学校の問題は数あるが、いじめは大きな問題である、とされている。 他人からうけた行為を、いじめと感じ、それにめげてしまうか、避けて通れない経験と観念して受け流すか、対峙して対抗策をとるのか、等々の対応は、人それぞれである。もっとも、子どもの場…

教員の実力と中学生の学力低下。某中学校の授業参観。

この中学校は、どこでもいい。たとえば、あなたの住んでいる近くの中学校を想像してみればいい。中学生(男子)と高校生(女子)の子を持つ親から聞いた話である。 ーーーーーーーーーーどの中学校も、中学生という難しい時期の子供を扱うわけですから、学年…

不登校の原因は、子供の甘えか、教員の見て見ぬふりか。何事も、自分次第である。

不登校という現象は、かつてあったし、今もあるし、これからもあるだろう。不登校の子供がいた場合(大学生の場合は、これは怠学と判断される。すでに法的な大人である。自分で責任をとるがいい)、以前は、学校が恐縮して、さも申し訳なさそうな素振りをし…

悩む教員と嗤う教育産業。授業は教科書とノートとがあれば足りる。

悩む人は悩むもので、ことさらに仕事を難しくする。これは、半ば習性または性格、あるいは悪癖であろう。国語科の授業は、教科書とチョーク1本で済むものを、やたらとピント外れの予習や準備をする。プリントを多種大量に刷りまくる。自作プリントというら…

教員が疲れない授業。教室で子供を踊らせること。アクティブ・ラーニングなどのキャッチコピー。

おぼろげな記憶によれば、 大学で教員たちが行っているつもりになっている「講義」「ゼミナール」と称するモノを、教員自らが、「授業」と呼ぶようになったのは、おそらく慶應義塾が最初ではなかったろうか。福澤諭吉は、真の意味で先生であった。その風姿が…

担任教員への手紙。油断大敵、保護者は力不足の教員を淘汰する。

以下は、某小学校の保護者が、担任教員へ出した手紙である。いつのものだか、分からないが、手書きである。教授技量が足りない教員は、淘汰されることになるかもしれない。 ーーーー 前略 いつもお世話になっています。さて、二三気づきがございますので、ご…

教員の実力がはっきりする三つのこと。ノート、声、板書と向き。授業参観の見どころ。

公立の小学校や中学校は、年に数回、授業風景を公開する。 昔で言う、父親参観日や日曜参観日と同じことである。某中学校を例にする。客(参観の保護者や地域の人)は、それほど多くない。受付をすませたものの、どこのクラスで何の授業をしているのか、その…

「楽しい授業」は、NHK朝の連続ドラマのような俗悪番組と同類か。教科書と黒板と、そして優れた教員がいれば、それでいい。

平成30年現在、多人数の教室は減った。かといって、学級定員が少なければいいってものでもない。小学校で一学級の人数が、40人を越えても、落ち着いて静かに学習できる学級もあれば、たとえ26人でも騒がしく落ち着きのない学級もあった。しかし、学級の児童…

小学校から大学院まで、教員の能力がどんどん下がる。大学や大学院はアメリカに行くのが吉。

日本では、小学校、中学校、高校、大学、大学院と、子供の年齢が上がるたびに、教育レベルが、下がっていく。教員の質が、小学校教員から大学院教員に向けて、どんどん悪くなる。不真面目で、いい加減な仕事ぶりになってくる。教員個人だけが悪いというわけ…

学校への匿名の意見は、無視すること。親の不平不満のはけ口に過ぎないことが多い。

教員の指導について、学校に匿名の意見がよせられることがある。貴重な意見として、教育活動の向上のために、直すべきは直していけばいい。しかし、この匿名というのが、曲者である。教育上の意見またはクレームと、学校は重く受け止める傾向がある。しかし…

出張の無駄。大学付属学校の人気と、つまらない研究会。

日本には、大学が必要以上にありすぎる。各大学は、一つ一つ、商店であって、税金から膨大な金を配分されて、楽勝の日々である。こんな商売は、見たことがない。それにしても、商店には人気不人気があるはずなのに、そのオマケである、大学付属の高校、中、…

教員を匿名メールで潰すには。教員の謝罪は、親の喜び。

教員に対して、子供の親が、「あれはどうなんでしょう」「何々については、どうかと思いますが」「うちの子の言うことなんですが、先生は何々だそうで」などと、要求とも催促とも不満とも受け取れるようなことを言う場合がある。教員にとっては些細な問題で…

戦々恐々の始業式。「当たりの担任」を選ぶことができるかどうか。

子供が、担任教員から一番影響を受けやすい時期は、小学校の高学年である。次に中学校、小学校低学年、高校、大学と続く。大学や大学院の担当教員に感化を受けたというのは、そう言った方が保身につながるからで、実際は、無関係に等しい。さて、4月には小学…