ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

大学入試 大学院入試

医学部は偉大なり 職業選択の不幸と受験ゲーム

某人曰く。 男の幸せは男にしか分からず、女の幸せは女にしか分からない。 男の幸せは職業にある。多くの不幸は、職業選択に原因がある。男は仕事で悩む、仕事に迷う。そこに、すべての不安不幸不吉不足不便不測不適不遇不満の原因がある。さて、男の職業で…

効果的な小論文指導はどうするのか 高校教員の悩み

小論文指導について。 高校教員が小論文指導で悩むのは、高校の教員としての能力が足りないのに、教員になってしまったことが原因である、と誰かが言った。たぶんそうだろう。 しかしそれでは、話が進まない。第一、真顔で能力を問うならば、高校及び高等教…

センター試験の後は白熱の進路指導会議 芸術学部は楽しからずや

以下は、いつの記事だったのか、定かではないが。 ーーー 今週末は、センター試験がある。センター試験が終われば、多くの高校で「進路指導会議」が忙しくなる。 試験の結果をにらみつつ、あの子はどこがいい、この子ならどこに行ける、なんて卵のSMLの仕分…

私立名門中学の受験近づく。私立中学高校の教員の授業は、素人の集まりなのか。

私立名門中学の受験が近づいた。でも、私立中学高校の教員の授業は、素人の集まりのような。 と言えば、じゃ玄人はどこにいるのかと問われそうだが、もちろん公立の中学校や公立高校に、いるに決まっている。数は少ないけれど。公立校の教員は、授業技術を持…

スポーツが得意な高校生は、低学力でも入試に勝てる。大学は宣伝のためなら、なんでもあり。

大学はどこもかしこも経営難である。 「偏差値が55以下ともなると、大学というよりはレジャーランド、暇つぶし、学士を得るための免許センターのようだ」、入試情報に詳しい人の言である。 馬鹿げた偏差値ごっこは論外として、大学は、高い費用を払ってまで…

「難問題」も笑って解ける。入試問題作成、ご苦労様である。読書量と質。

中高一貫学校の入試問題は中学の教員が、高校の入試問題は高校教員が、大学入試問題は大学教員が作成する(ことがほとんどである)。 次年度の入試問題作成担当に決まった教員は、校務分掌を外される、または著しく減らしてもらえる。問題作成に没頭させるた…

教員同士を競わせても無駄である。子供や教員のレベル、能力不足は仕方がない。

二流三流の中学や高校では、と書くと、怒り出す人がいるだろうが、その実、誰でも、学校には、一流から末流まであることは知っている。 同じ二流三流であっても、教員にとって、勤務校や担当教科によって、天国と地獄との差異がある。天国は、のんびりゆっく…

小論文指導の、簡単な方法とは何か。その続きである。

小論文指導について、すでに書いたと思うが、その続きのようなものである。 対象年齢によって、変化はない。小学校5年生から大学院まで、テキトーに変化させて指導すればいいだろう。 簡明簡潔有効な小論文の指導方法は、次のごとし。子供が書いた文章400字…

テレビやラジオは日本語の敵である。他人の意見を遮る「討論番組」の芸人。 大学院の怪談。

あのNHK等のテレビ放送。 そこから流れ出す日本語の卑しさ、不快、劣悪にして唾棄すべき音声、言い回しのごみ溜め。明快に落ち着いて話すと、内容空疎で出鱈目なことが、ばれてしまうからだろう。口角泡を立てて慌ててしゃべり続ける。煩い。やかましい。下…

滑り止め大学に、金を積む親心。大学商売人の高笑い。ついでに就活ごっこ。

教育に金が絡むと、ろくなことがない。けれども、わが子の教育に金の糸目をつけないのも、親心である。そこに付けこむ商売人の根性が憎いのである。しかし、人心を利用するのが商売の常道である。これも人の道である。憎んで何になるだろう。 さて、某大学は…

優れた小論文指導を受けることは、できない。ならば、自学自習である。その方法とは。

前回、小論文指導について書いた。続きである。 簡明簡潔有効な小論文の指導方法は、次のごとし。子供が書いた文章400字を、15秒で理解して、直すべきところを瞬時に見抜いて、妥当解を赤ペン及び口頭で指導する。すぐに書き直させる。1回の指導は長くても3…

私立高校の進路指導は「とりあえず、東大へ行かせておけ」で終わり。授業や進路指導の熱心さでは、公立高校が得である。

高校の進路指導は、生徒の一生を左右する。 言い過ぎである。高校3年生ともなれば、自分の進路は、子供自身が、ある程度見えているはずだ、見えなければならない。進路担当の教員に、あれこれ言われても迷惑だ、と言いたいだろう。その通りである。 しかしな…

国公立と私立の大学入試日程を同じにせよ。無能な大学教員と、3S(セックス、スクリーン、スポーツ)予備軍を養うための大学施設は、潰すのがよかろう。

国公立大学の入試日程は、不自然なほど、後にずれ込んでいる。なぜ2月までに、すべてを終わらせて、合格発表をしないのか。現役高校生は大いに、迷惑している。 3月は落ち着いて、高校生活を振り返らせたい。みんな揃って、最終のまとめの授業を受けさせたい…

高校偏差値ランキング、「特進コース」「選抜クラス」、偏差値操作でご満悦である。

私立高校は、「悪い評判」を恐れて、少しでも良いイメージになるように、あの手この手で、画策する。真面目に、教員の技量を上げ、営業努力して、本校生徒のレベルを上げようとするのなら、まだ救いがある。ところが、現実は、安直な偏差値操作である。 A校…

夏休みの学習課題。無理難題を押し付けられた子供が、哀れである。

学校は、「よい授業」というキャッチフレーズが好きである。世間も、学校で教員が、よい授業を進めているだろうと思っている。しかし、実際に期待通りに行われているところは少ない。物事が理想以下なのは普通にあることで、驚くに値しない。 よい授業でなけ…

国語ができる子は、才能で解く。答えが透けて見える。高校国語科教員の悩み。

何度でも言うが、高校教員は、おおむね今の立場に満足して、それなりに楽しんで仕事をしている人が、小中学校の教員に比べて多い。したがって、教員職をエンジョイしようとするのなら、高校教員が最善の選択である。大学教員は、教員というより趣味人だから…

2020年度「大学入学共通テスト」、英語スピーキング入試の大失敗。文科省は子供を苦しめるのがお好き。

文部科学省の間抜けさ加減は、ほとんど冗談の域に達している。文科省職員が省の利益を画策しているのか、文科省退職後の、再就職先の確保を目指しているのか。そのあたりは、想像してくれ。 2020年度の大学入試から、「大学入学共通テスト」とやらが始まる。…

女子学生の化粧と整形顔。東大生の肩書。性と生の商売。

十代の女子の過剰な化粧を苦々しく感じている。一体全体、何様になりたいのだろう。顔中塗りたくり、描き加え、作り笑いを浮かべても、元が元である。無理が出すぎで、痛々しい。 隣国では、美容整形という名目で、顔を作り替えるのが流行って、流行りすぎて…

桜散る春。進学浪人する子が減ったなあ。

詳しい統計を見ていないけれども、近年は進学浪人する子供の割合が、少ないようだ。 浪人までして入るのは、またはそうしなければ、なかなか入れないのは、医学部や、皆さんごひいきの東大法くらいか。 わざわざ浪人までしていきたい学校があるわけではなし…