文科省
以下は、何年か前のお話である。もちろん、現今のコロナ騒動なんて思いもつかなかった頃である。 ーーーーー 全部とは言わないが、多くの公立中学校で、授業がうまくいってない。指導要領は、改定のたびに、低学力傾向になっている。中学校現場では、学力向…
親の小言と冷や酒は後で効く、というが、近頃の親は、小言を言わない。言ったとしても、愚痴である。小言をしようにも、その自信がない。 何事かを言うには、物の道理を知らねばならないが、そもそもの道徳や常識がぐらついている。人種のカオスのアメリカで…
アクティブ・ラーニングが、大げさに喧伝されたが、コロナごっこの影響で、あっという間に消え去った。とはいえ、関連グッズとしての書籍や言説を、すでに売った後だったので、関係者は、収益にご満悦で、あとは知らんぷりである。いつもの教育ブーム商売を…
ある人来りて、嘆いて言うには。 やれやれまだ武漢ウイルス(COVID-19、新型コロナウイルス)の騒動が、続いている。学校はいつ始まるのやら、わからない。こんなことでいいのだろうか。子供は元気いっぱいだが、長く続く家庭内監禁で、怠け癖のみならず精神…
他の省庁に比べて、文科省のつらいところは、何かをやっているふりをしなければならないことだ、とある人が言った。 本来は暇を持て余して、あってもなくてもいいような役所である。しかし、極楽な毎日でも、文科省の職員として、給与は払われているのだから…
国公立大学の入試日程は、不自然なほど、後にずれ込んでいる。なぜ2月までに、すべてを終わらせて、合格発表をしないのか。現役高校生は大いに、迷惑している。 3月は落ち着いて、高校生活を振り返らせたい。みんな揃って、最終のまとめの授業を受けさせたい…
小学校中学校高等学校の「総合的学習の時間」(小学校低学年は「生活科」と称す)は、ほとんど無意味なことが明らかになった今も、惰性で時間つぶしをさせている。 あんなものを、学校で取り扱う「学習」だと、本気で考えているとしたなら、不勉強を通り越し…
文部科学省の間抜けさ加減は、ほとんど冗談の域に達している。文科省職員が省の利益を画策しているのか、文科省退職後の、再就職先の確保を目指しているのか。そのあたりは、想像してくれ。 2020年度の大学入試から、「大学入学共通テスト」とやらが始まる。…
今は昔、例によって文科省が下手をして、全国の小中学生の学力を下げてしまった。内外からの批判に、文科省役人たちは真っ青になった。大慌てで、「世界トップレベルの学力を目指そう」などと、各県の教育長を集めて話した。自分でやっておいて、とぼけてい…
多くの都道府県では、教育事務所の職員として、教員から採るときに、40代30代よりも、20代を選ぶ比率がうんと高くなってきた。その傾向が目立ってきたのが、お粗末な学習指導要領の改定時期とぴったり重なるから不思議である。文部省は、文科省(文部…