ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

学級の荒れの原因は授業が下手で余裕のない担任教員にある

小学校高学年(小学5・6年生)の学級が荒れている原因のほとんどは、「学級担任の余裕のなさ」に原因がある。

中学校1年生及び2年生(3年生は事情が異なってくる)の学級の荒れは、学級担任の「学力・指導力の力量不足」である。

高校1年生及び2年生(3年生は事情が異なってくる)の学級の荒れは、生徒教員ともに「自業自得」である。

 

こう言うと、いかにもステレオタイプだが、事実だから仕方がない。もっとも、この事実も、地域や年代及び偶然の作用によって、変わるので、決定的とは言えない。

まあ、こういうこともあるのだ、くらいの気持ちの方が、お互い楽だろう。

 

いちいち説くと、くだくだしいので、今回は小学校教員について。

さて、一番の迷惑は子供たちであって、あの可塑性に富む年代の子供らが荒れるのだから、よほどのことである。

荒れの原因は、担任教員の余裕のなさに原因がある。鈍いのである、遅いのである、経験が少ないのである、学力不足である、授業が下手すぎるのである。相手への共感力・推察力がないのである。想像力が欠如しているのである。

数々のケースを見て、つくづく感じることは、「若い女性教員」の多くは、学級経営がうまくいっていない。男性教員のほとんどは、学力不足である。

小学校教員は、児童生徒時代に、学級または学年で、首席になった経験がない人が多い。よって、子供やその保護者に対して、圧倒的な学力の自信を持てない(たかが中学や高校の期末試験等で1番だったくらいが「自信」となるのか。それがなるのである)。読書量が不足しているから、知識のストックがない。話すことが面白くなく、子供の興味をひくことができない。授業技術がワンパターンで硬直していて、そのことにすら気が付かない(だから、「鈍い」のである)。

子供と一緒に運動が十分にできない。義務教育期の教員は、スポーツ万能とまではいかなくても、運動が苦手なようでは、話にならない。商売替えしたほうがいい。

十代前半の子は、運動によって心を開かせることができる。音楽や絵画では役不足。ともに汗を出して動くスポーツをしなければならない。

美男美女であった方が望ましい。しかし、あなたが、たとえ美男美女でないとしても、心配はご無用。子供には、恐るべき可塑性があるから、担任の風貌にはすぐに慣れてしまう。若い女性教員には、つらいことかもしれない。男性教員は、その点、やや有利だ。男女とも、自己の容姿容貌は、身体の健康とともに、余裕の大きさにつながる。

 

若い女性教員が担任する学級は、陰湿で、いじめが多く、どこか不満を抱えている子が多い。教室の雰囲気が、何かしら不安で、不穏かつ快活でない。特に女子児童に問題が多い。

なぜなんだろうと、長年考えてきた。そして、若い女性教員でうまくいっている学級の特徴は何だろうと、考えてきた。

その答えの、あまりに単純、かつ露骨で、分かりやすさに、なるほど人間は、人の心は、子供は、なんて素直なんだろうと、納得する。

どんな答えかは、書かないでおく。ここまで読んだら、想像できるだろう。