ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

検察は信用できない。検察庁は安倍政府の妾である。

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この度の、検察庁法改正案が、万が一にも通ってしまうようならば、今後一切、検察は信用できない。日本国民は、政府与党の恣意的利己的な私物となり、法は蹂躙され、安倍某の、なすがままになってしまうだろう。

 

あまりのことに冷静でおれないので、以下引用する。

引用1@@

堀田力さん(元法務省官房長)

 検察幹部を政府の裁量で定年延長させる真の狙いは、与党の政治家の不正を追及させないため以外に考えられません。東京高検の黒川弘務検事長の定年を延長した理由に、政府は「重大かつ複雑困難な事件の捜査・公判の対応」を挙げました。黒川君は優秀な検察官ですが、黒川君でなければ適切な指揮ができないような事件はありえません。
今回の法改正を許せば、検察の独立に対する国民の信頼は大きく揺らぎます。「政治におもねる組織だ」と見られると、捜査につながる情報が入らなくなったり、取り調べで被疑者との信頼関係を築きにくくなって真実の供述が得られなくなったり、現場に大きな影響が出るでしょう。

 検察はこれまでも、政治からの独立をめぐって葛藤を続けてきました。検察庁は行政組織の一つとして内閣の下にあり、裁判所のように制度的に独立していない。一方で、政治家がからむ疑惑を解明する重い責務を国民に対して担っています。与党と対立せざるを得ない関係なのです。 https://www.asahi.com/articles/ASN5F56YCN59UPQJ00B.html?iref=pc_rellink_03

 

引用2

検事総長らが定年延長に反対

法務省に意見書提出へ
2020/5/14 13:16 (JST)5/14 13:53 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

松尾邦弘検事総長ら検察OBが15日、法務省に対し、検察官の定年延長を可能とする検察庁法改正案に反対する意見書を提出することが14日、分かった。意見書には、ロッキード事件の捜査に従事した元検事ら十数人が賛同する。

「検察の独立性がゆがめられる」と強い批判を浴びる法案を巡る動きは、検察OBらも反対の姿勢を示すことで異例の事態に発展する見通しとなった。

松尾氏は1968年に任官。東京地検特捜部に在籍し、ロッキード事件の捜査に当たった。2004年に検事総長に就任。裁判員裁判制度の準備など司法制度改革に尽力したほか、ライブドア事件などの大型経済事件を指揮した。 https://this.kiji.is/633505597082338401

 

 

その他探せば、正論の類は、いくらでも出てくるだろう。

 

とにもかくにも、このようなでたらめなことが、「選挙で選ばれた、多数与党だ、自由にやって何が悪い」、と開き直られるようでは、世も末である。

本来は 国民全員が武器を手にとって、国会の周り十重二重と取り囲んでもいいくらいのものである。

もっとも、武器は穏当ではないから(制圧部隊にニンマリの理由を与えることになる)、せいぜいマスクして社会的距離を取って練り歩くぐらいのものだろうか。

 

やれやれ、ぱるるの教育批評で、こんなことを言わねばならぬとは情けない。

しかしながら、法は国家の準則である。与党が多数というのをいいことに、首相個人の利益のために動くのは、なんとしても残念である。

何度でも言うが、今回の案が通ったら、国民は子供から大人まで、「検察は信用できない。検察庁は安倍政府の妾である」と、大声で歌うようになって、日本は法治国家から転落するだろう。