ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

新型コロナウイルスによる休校要請をした政府。卒業式はどうなるか。教員や子供の本心。

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政府が、新型コロナウイルス感染に対するために、全国の小中学校高校へ、期間限定の休校を要請した。要請とあるが、だれも逆らったりしない。学校というところは、権力には絶対服従である。

 

教育関係者は、この数週間、だんだんひどくなる、保護者からの疑問や不安や叱責の対応に、ノイローゼになるくらいに参っていたから、政府が休校要請を宣言したことは、まさに神の声でほっとしている。

内心大喜びで、今回の決定を受け取っている。

 

話は戻るが、ウイルス感染源として、教室は最適である。学校は、完璧な感染源である。教室に一人でも感染者がいれば、その日のうちに全校生徒が感染する。このことはよく知っておくがいい。

だから、事前に、それを防ごうとするのは、ごく自然の行為だろう。閉鎖するしかない。

 

感染はすでに全国に広まっていると思う。

感染者が出たと騒ぐのは、症状が重体で、表に出てきたから、調べると感染者だったというに過ぎない。国民の大多数が、すでにウイルスの保菌者だ、という認識のほうがいい。

自己免疫または、たんに軽い風邪症状で、身体が自然に抑え込んでいるのであって、ウイルス検査をすれば、ほとんどの人が感染していると考えたほうがいいのではなかろうか。

PCR検査を多くの医療機関が渋るのは、多くの検体の感染が分かってしまうとまずいからだろう。

何度も言うが、国民のほとんどが感染していると考えたほうがいい。

いずれ季節の変わり目とともに、ウイルスは消える。それだけのことである。

ただ、それまでに重症患者が多く出ることは、いかにもまずい。だからこそ、休校にしたのだろうし、そういう姿勢を見せることは、現政府にとって、むしろ高評価が与えられるだろう。

 

休校にした北海道の例からすると、休校措置に対して、道民はおおむね好意的に受け止めた。それを見た政府は、これなら、やれると、判断したのだろう。それで、休校要請宣言となったのだろうが、子供も教員も、内心ではこの決定を喜んでいる。

理由は、ここに書くに忍びない。想像してくれ。

 

ただ、卒業式を控えた、現中学3年生や小学6年生の気持ちは複雑ではある。しかし指導する教員にとっては、形式重視の定型行事である「卒業式」が、極めて簡便なものになることは、内心では大賛成なのである。

形だけの呼びかけと称する茶番劇やその他やらせじみたお決まりの式内容には、子供も教職員も、内心うんざりだったからである。

 

さて、どうやら、子供と教員だけで卒業式を行うことが、今のところ、全国の諸学校の方針となるだろうが、今後の推移によっては、保護者の参加を認めたり、卒業式を講堂でせずに、各教室で担任から証書を渡すという形にしたりするかもしれない。

 

今回のコロナウイルス蔓延に、大騒ぎしないことである。昭和では、大戦争があった。先の平成では、大災害があった。

令和では、さっそくウイルス騒動である。これも世の流れである。

冷静に対処しようではないか。