ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

女子学生に手を出して、自殺させても知らんぷり。ごく潰し大学教員の「見立て」コロナで受益。

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小中学校の教員は、授業でも休み時間でも、子供の発信したすべての兆候を、見逃すまいとする自覚がある。高校や大学の教員は、子供の変化に鈍感である。
変化を見抜いて対処することは、教員の仕事の肝要である。

医者でいえば、見立てである。素早く正しい見立てができないのなら、一人前とはいえない。
「見立て」とは、診断・予後・治療について専門家が判断した意見の総体のことをいう。患者のサインをうかうかと見逃す医者は、素人またはそれ以下である。

子供は、日夜、サインを出しているが、家庭では、保護者である親が受け止める。親ならば、受け止めて対処する(はずである)。

学校では、教員が受け止めなければならない。
子供の出すサインをキャッチして、適切に応答する教員がいるからこそ、学校の価値がある。教育成果も上がることだろう。
教員が、サインに無頓着であったり、鈍感であったり、見逃したり、受け止め損なったりしたら、子供は失速または停滞、場合によっては墜落する。
これが子供の気持ちや学習達成度の落ち込み、情緒不安定、病気や不登校、場合によっては自殺につながる。

子供のサインを、いち早くキャッチし、その裏の本音を見抜いて指導する。
正しい見立てができるかどうかが、教員の価値を決める。もっとも、それが仕事なはずであるから、できて当然である。できなければならない。

大学教員はその逆で、見立てるどころか、万事いい加減に対応して、学生を不幸にすることが多い。
子供を突き放すだけならまだしも、女子学生に手を出して、妊娠させ、ついには自殺に追いやっても、知らんぷりである。
20歳過ぎれば、大人だ。互いに一人前の研究者だ、などと大嘘をついて、子供の教育責任を、一切免れた気でいる。
だから、私は、かかる大学教員を「教員の恥知らず」「最下等教員」と考えている。
これは世間一般の、大学教員への評価と、違うかもしれない。しかし、内実は本人たちがよく知っているだろう。

そういえば、大学授業料を無償化するとか騒いでいる。とんでもないことである。タダより高いものはない。
教育がタダであっていいわけがない。有償が当然であるが、何分にも現在の大学授業料は高すぎる。内容に見合った料金にするべきで、だったら、小中高大と、どんどん安くしなければならない。
現在、義務教育どころか、高校までもが限りなくタダに近づいているので、大学までタダにしたら、これはもう、無能な大学教員の思うつぼである。

話があちこちしたが、子供の毎日の状態から、見立てを得ることは、高校や大学でも、必要不可欠なのだが、子供の年齢が高くなるにつれて、教員は言い逃れがしやすくなるのである。
発達段階、責任能力、社会経験の蓄積とかなんとか、色々と理屈をつけて、問題を無視する。

高校生だろうが、大学生だろうが、新入社員だろうが、古参だろうが、問題を抱えて生きている。あなたもご同様。人は自他を問わず、見立てをする。まして、教育現場ではなおさらで、見立てを放棄するようでは、そもそも教育ではない。教員ですらない。穀潰しである。

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以上は以前の話である。

少しく付け加える。

大学教員の95パーセントは不要である。大学の授業(のようなもの)は、すべてネットで十分におつりがくる。オンライン何とかで、特に優れた教員の講義を受ければいいだろう。この件については、すでにどこかで書いた。

 

コロナ騒動が続いて、今度は、世間はワクチンに夢中で、教員には極楽が続く。だれもが、教育活動を批判検討もせず、底なしに甘い評価を与える。これでは、どうしようもない。

コロナごっこは、各方面に甘い汁をもたらしたが、まだまだ、利が続く限り、受益で汁液で獣疫は、なおもなおも、活躍が続くのである。