ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

ネット乞食再び youtuberは職業か。鼻風邪とコロナ騒動(改訂)

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先日アップしたものを少し直したので。

実は、古い友人がネットで小銭を稼ごうとする者どもについての記事を見て、貴兄の様に立腹しても始まらない。もはや、スマホとネットと個人利益とは社会構造で、この流れは産革みたいなもの、と言われたからである。

また、もう一つは、教え子の一人が、NOTEなるサイトで、記事を売ればいい、ただはいけません、とやってくれてはいいが、一つとして売れない。したがって、また記事を元通り、公開したのだが、なるほど、嫌な構造である。

さて、では。

知人来りて嘆いて曰くーーー

当家の住人は、テレビを見ない。そもそも、テレビ受像機がない。

ではどうするかというと、ネットで映画を見る(amazon,netflixの類)。音楽を聴く。時々海外のニュースのようなものを見る。

ハウツーで、youtube を利用する。

ところで、youtubeは、アングラ情報の巣でもある。遺憾なのは、youtubeに動画を投稿することを職業としている輩が多いことである。
閲覧が増えれば、金になる。だから、動画配信をする人には節操がない。扇動煽情の大げさなタイトルと、人目を惹くサムネイルとやらをつけて、塵情報を垂れ流して、金銭を得ようとする。卑しい魂胆である。
恣意的情報を垂れ流すことの害悪は、テレビマスコミで十分だったのに、この数年は、YouTube等の動画サイトの跳梁が目立つ。

一体全体、あれは何だろう。
個人が好き勝手に動画をネット上に晒していることに、どうして報酬をやらなければならないのだろう。

いいか、よく聞けよ。人は他人に向って説教したがるものである。人の上に立ちたい、目立ちたい、人よりも自分が優れ、自分でそう信じ、他人にも信じさせたいというのが、本心である。人間の醜い性でもあるが、自然な感情である。

しかし、それをあからさまにしてはいけない。特に、金儲けの手段にしては、ならないのである。ネット露出が可能であるだけで、満足するがいい。

ネット乞食は、臆面もなく、チャンネル登録だの、高評価だのを、おねだりする。

図々しいにも程がある。

称賛は求めて得られるものではない。褒めるに値するものならば、逃げても、他人が追いかけてくるだろう。

 

それはともかく、コロナ騒動は、巨大な利の原則で、まだまだ現役である。ここにきて、いよいよ大本命のワクチン騒動に突入した。

ワクチンを丸ごと信じるなら、永遠に打ち続けるがいい。コロナは、風邪である。毎年、お付き合いしなければならない、風邪の一種である。そのたびにワクチンを打つのだろうか。それとも、一回ぽっきりで、円満解決なのだろうか。

 

コロナウイルスの、いったい何をそれほど騒ぐのだろう。風邪を拗らせれば、重篤になることがある。中には死亡することもあるかもしれない。それがどうした。

繰り返すが、ワクチンで安心なのか。完全に防げるのか。

少し考えればわかる道理なのに、ワクチン接種がどうのこうのと、まるでキャベツを塩酸水につけるようなことをおっしゃる。むろんワクチンは、それなりの効果(プラスにもマイナスにも)あるだろう。打ちたければ打つがいい。

 

それにしても、憎むべきは、ワクチンを話題に、youtuberが、あれこれ喚くことだ。それを黙って視聴する人々のなんと多いことだろう。

人は誰よりも自分が可愛く、何よりも自分の命が惜しい。即ち、自分の健康が最大の関心事である。そこに目をつけて、動画配信者どもは、あることないこと、虚実取り混ぜて喚き散らす。


過日、かつて薬剤関連の会社勤めをしていた某知人が、中国はけしからん、共産党員だけが人間で、他は奴隷扱いだ。台湾はよろしい、法輪功もよろしい。ワクチンはファイザー社のもの以外はダメだ、等々とおっしゃる。

ほほう、その情報源は何だ、と問えば、youtubeだと言う。マスコミは信用できない、操作されている、だからYouTube動画が一番の真実だ、と言う。

ほうほう、ならば、その動画をアップしている個人または団体は何者だ、と問えば、知らぬ、わからぬ、と答えた。

 

所詮、ネット動画はその程度未満のものであって、動画をアップする輩は、己の利益が第一である。特に、日本人動画投稿者はそうである。ならば、笑いながら見ることすら時間の無駄で、無視が一番で、唾棄していればいいのである。

儲け第一主義の例として、何百人どころか、何千何万人の日本人youtuberを指摘することができようが、それは意味がない。
日本国民の、お人好しで騙されやすい体質が、動画投稿者の飯の種なのである。

 

さて、教育現場に話を戻さなければならない。
コロナごっこが始まって、教員は大喜びで、通常の仕事をしなくていい。それで十二分の給与を得ている。大学は、いまさら指摘するまでもないだろう。大学教員は寝て食って趣味で遊ぶことが主な職責みたいなものだろうが、今や個室ハーレムと化した。これ以上は言わない。察してくれ。
高校中学小学校の教員は校種や専門教科によって違いがあるが、コロナ以前に比べて、コロナ騒動に突入してからは、仕事負担が激減した。

仕事内容が減って暇になったのなら、給与も減らすのが常識と思うが、公務員と教員とには通じない。

 

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以上は、今を去ること2年前の2021年の記事である。

2023年現在、コロナについては、上記の通りになった。鼻風邪で大騒ぎして、人々は喜んで騙されたのである。

ネットでは、動画サイトに投稿して、それを本業とする人が、ますます、異常なくらいに増えてきた。YouTubeの運営会社は、素人製作者が喜んで勝手に投稿してくる動画をサーバーにため込むだけでいい。再生回数の多い動画投稿者に多少の涙銭を投げてやればいい。運営会社はコンテンツも、見る人も、どんどん増えて、企業からは莫大な広告費を得て、にっこりニンマリである。

私はこういうからくりを好まない。よって、近頃は、YouTubeを見なくなった。

 

しかし、結局、もとをたどれば、平成生まれの人々は、根本から貧乏なのである。長年続く政策の失敗は、日本全体をよりいっそう貧しくした。哀しくも悲惨なる金銭獲得競争の典型が動画投稿であると思うと、涙を禁じ言えない。

やはり、明日からは、YouTubeで、イイねしようかな。登録はしませんよ。

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冒頭に書いた通り、ネットで個人が物欲しげに媚びを売って利益を得ようとすることは、もはや社会構造であるようだ。

動画で、宣伝の後に始まります、なんて画面が出ると、すぐに閉じて、他の動画に行くのだが、そこでも、宣伝が途中で入る。それすら閉じると、今度は何とかプレミアムに加入せよとくる。

宣伝がこの世のすべてなのか。たぶんそうだろう。