ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

緊急事態宣言で、家庭に閉じ込められた子供は、病気になる。議院運営委員会は稚拙な学級会である。

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日本の国民は、勤勉誠実優秀だが、政治家と称する国会議員等のレベルがあまりに低い、とは、以前から言われてきた事実である。

コロナ騒動で、あいかわらず政府は右往左往している。先ほど、ネットで、議院運営委員会の中継を見た。
これを見て、だれもが感じたのは、小中学校の学級委員会並の、言葉のやり取りである。よくぞ、全国中継してくれたものである。

質疑回答とも、役人の作ったペーパー文言を読み上げるだけで、台本通り、脚本通り、出来レースもいいところで、教養識見ひらめき皆無であり、論理無視で居酒屋談義未満の会合である。
とはいえ、この程度のものであることが、国民に今さらながら明らかになった点は、有益だったということができる。あっという間に、学級会ごっこは終わったのである。

とにもかくにも、議員は高給を保証されて、先生先生と、おだてあげられ、すべての「仕事」内容が、お遊びで、一般国民の毎日の生活感覚と離れすぎている。その意味では、文字通り、議員はエリートであり、選良なのだ。文句があるのなら、立候補して、さっさと議員になれ、ということなのだろう。まさに議員は、なったもの勝ちであり、勝ち組であることには、違いない。

 

それはそうと、子供たちである。
コロナ騒動が原因で、日本国中、緊急事態宣言である。

各家庭で長時間を過ごすことは、十代の子供たちにとって、簡単ではない。
今後、家庭で過ごさなければならない期間が長くなればなるほど、子供は退屈、勉強はしない。テレビパソコンゲームで時間をつぶすようになる。それを見て、親が腹立ち、イライラ、不安、焦燥、パニックそして、親子喧嘩に夫婦喧嘩、うんざりの毎日が続くことだろう。

一方、笑いが止まらないのは、テレビ及びインターネット関連業者である。大人も子供も、家庭に籠ってすること、できることは、テレビを見るか、ネットをするか、pcゲーム機に夢中になるかの、どれかである。
べたべたと食べるくせに運動しないから、肥満が増えるだろう。精神を病む子供及び大人が増えるだろう。

日本国民の大多数の住宅事情は、劣悪だ。室内は狭い、庭もない家がある。アメリカやフランスと違う。狭いアパート暮らしの人が多い。そんな中で、家だけで過ごすなんて、子供の生活として、教育として、いかがなものか。

答えはすぐにわかるだろう。

 

何度でも言うが、全国民すでに感染していると認識したほうがいい。その中で、発熱が続き、重篤になった人だけを、病院は扱うべきである。どうせピンポイントに過ぎないくせに、ウイルス感染確認の検査など、無用であり不要である。検査は事前に、全員にしてこそ意味がある。

 

感染は防ぎようがないし、無理に防ぐ必要はない。できないことは、やっても無駄である。
普段通りの生活で、感染するものは感染する。そのうちのごく一部が重症化するだけであるから、その場合のみ、治療が必要なのである。
無症状、または、ごく軽度な症状の人にまで、どうして、隔離し、特別な扱いをしなければならないのだろう。

これを無駄という。

 

学校はすぐに再開すべきである。感染しているからといって、それがどうした。子供は元気に遊びまわっている。
部屋に閉じ込めている期間が長くなると、もっと、恐ろしい病態が子供に感染沈着するだろう。そしてまた、ますます学力は落ち込んでいくことだろう。