ずいぶん前のことになるが、ある席で、次のような意見を聞いた。
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社会科なんて無駄な教科は、なくすに限る。
先の戦争に負けて以来、図々しくも、教科の一つに、居座っている。
いったい、社会科で、何を教えているのだろうか。
あれは学問ではない。時間つぶしの一種である。
中学生は、まだ子供だ。公民だの政経だの、馬鹿も休み休み言え。
おまけに洟垂れ小僧の小学生にまで、「社会科」だそうである。
社会科教科書の基礎基本は、「チャイナ大好き」、「コリア友達」、「反日」の三つである。嘘だと思うなら、小学校6年生の社会科教科書を覗いて見るがいい。中学校の歴史公民教科書を手に取るがいい。
先日も「中国原潜の日本領海侵犯は、意図的」だなんて、腰抜け新聞どもが、ようやく遠慮がちに書き出した。
そんなこと、当たり前だろう。
「技術的な操作ミスで、日本領海へ誤って入った」なんて、子供だましのような嘘を平気でつく。
外交は、嘘で固めたものだから、それは驚くに値しない。それにしても、お人好しの日本人は、嘘を信じる人もいる。
シナにとって、日本は、仮想敵国どころか、奴隷にしたい国の筆頭である。
征服しなければならない東夷である。
中華思想、華夷秩序である。それすら分からないのなら、社会科なんて教えるな。
自分たちの国土および国民を破滅さえるために、せっせと敵(中国、北朝鮮、韓国)に金をくれてやってるのである。無惨である。
もしも社会科が役に立つのなら、日本の独立の必要性と、こんな有様になった原因とを、教えてるべきではないのか。
実際の授業は、その逆で、戦後の日本をバラ色、戦前は真っ暗、日本の兵隊は悪いことしました、では、社会科なんてないほうがましである。
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色々、意見があるものである。
さて、話は変わるが、『はだしのゲン』という汚らしいマンガがある。気分の悪くなる画風で、見るに耐えない。
日本の歴史文化への見識が著しく低い全国の小中高等学校は、原爆に関係している本なら、条件反射のように、飛びついてしまう。学校の図書室に、はだしのゲン全冊を何セットも買ってご満悦である。
小学校では、「図書の時間」に、子供に無理やり見せる。
あまりの絵のえげつなさに気分が悪くなって、保健室へ逃げ出す子もいる。
マンガなら何でもいいよ、と平気な子もいる。
こんなものを子供に読ませるのは犯罪である。まして学校図書館に常備するなんて、どうかしている。これは反日のプロパガンダパンフレットにすぎない。
嘘だと思うのなら、機会があれば、見るといい。
その内容に唖然とするはずだ。
これを児童生徒に見せたがる連中は、スターリンごっこが好きなコミュニストや毛主席万歳の北京中共政府のシンパではないだろうか。朝日新聞やNHK他の利得マスコミは、今も変わらず、これからも、ゲンが大好きなのである。
NHKは、某市の教育委員会が、この「過激かつ下品な漫画」の閲覧制限要請を撤回した、と嬉しそうに報道した。
左翼の巣でもあるNHKは、ゲンの作者と似通っている。皇室への憎しみと、日本の伝統文化への蔑視である。
朝日やNHKを例に出すまでもない。ほとんどの公立学校は社会主義どっぷりの教員が多い。市教委の決定は、覆される可能性は最初からあった。つまり、事務局は勝てる可能性が小さかった。
「問題」をマスコミにリークすれば、結局、役所は保身に走る。これは役所人間の習性で、どうしようもない。しかもゲンはすでに日本国中の小中学校、高校で、図書室に完備されている「名著」である。
「日本中の左翼教員を敵に回す気か。この木っ端役人どもが」と一括されたら、教育委員会事務局全員震え上がって、食事も喉を通らなくなる。
勝つには、あらかじめいくつかの教委と連絡を取り合って、複数体制でするべきで、単発に決定しても、かえって敵側を利することになる。
どこまでも、素人である。