AKBネタをもっと書いてくれと、かつての教え子からの催促である。なぜ、教育批評が「ぱるる」なのか、とも問われた。
雑文の表紙に「ぱるるの」と題したのは、身内が「明るいぱるる」だの、「ガッキーの姉妹」だのと、散々言われたので、興味を持ったのである。
郵貯もかつては「ぱ・る・る」とかの通帳を出したことがあった。今は知らない。
さて、ぱるると呼ばれている島崎遥香だが、なかなかよろしい。
どこがよいかといえば、芸人として大切な容姿容貌が水準をクリアしている。しかも、太っていない。
芸人たるもの、太ってしまっては、論外である。
顔も身体も、見た目が、粋で色っぽくなければならない。
近頃は、整形手術が、芸人のパスポートになっているようだが、作りものには無理がある。素材が、さほでないのに、外科手術で手直しを続けると、芸人のほとんどに見られるように、化け物になる。
素材が良くなければ、そもそも芸人の入口に立ってはならないのである。
AKBの管理者である秋元某は、島崎の根性が予定調和ではないところを評価した、と言っていたようだ。客に媚びないところがある。塩対応だそうである。
そうかもしれないし、それも、売るための芸かもしれない。
自分への過剰な自信があるようだが、それも、芸人にとって必要なことなのだろう。露出欲と自尊感情の塊でもあるのが、芸人だ。
話は変わるが、親は子供のすべてを信頼して、際限のない愛情を、注がなければならない。子供の自尊心を育てるためである。
自尊心の強い子供は、世界がひっくりかえっても、自分は「価値ある自分」であると信じて、揺るがない。
フロイトも小林秀雄もそうである。
例に挙げた人物が唐突と思うだろうが、わかる人にはわかるだろう。
以上は、前にも書いたが、少し付け足した。