ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

雪崩の危険性があるので、今日は止めたら。馬鹿言うな、これが訓練だ。栃木県スキー場雪崩。

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あれから4年が過ぎた。世間は忘れているだろうが、関係者は忘れるわけがない。以下は昔の記事である。

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雪崩で高校生が死亡した。
この事件は、講習会関係者の事故回避が可能だったかが、問題となる。
高校生相手の指導が目的の講習会であるから、生じた結果には、指導教員、体育連盟、県教育委員会に、全責任がある。
業務上過失致死罪ではないか。
地元では、雪崩危険個所として知られていた場所である。雪崩注意報も出ていた。

体育系の教員は、ほら吹きが多い。自分に酔う。無理を承知で突進することを、生徒に強いる傾向がある。
雪崩が起きるかもしれない。雪が深い、風もある、「厳しい」状況なら、かえって「訓練だ、これこそが雪山の現実だ、やり抜くんだ」とばかりに、自分でも喜び、他人にも同調させて、張り切ってしまうのが、教員の根性である。

興味深いことは、事前の話し合いで、危険性を察知し、取りやめた方がよかろうと発言した教員がいたらしいことである。
少しは冷静な教員もいたことになるが、大勢の意見には逆らえない。かまわん、やろうやろう、のノリである。

何度も言うが、この事故は、高校教員、学校、県体育連盟、県教育委員会による、高校生に対する業務上過失致死事件該当案件である。8人の死亡が、刑法に規定する犯罪構成要件に該当するかどうかを調べなければならない。
金銭的賠償で、静かに幕を引こうなんてことは止めた方がいい。


子供の、野外訓練には、常に危険が伴う。その危険を認識し、回避するのが、指導者の役目である。それでも回避できないときは、運である。
回避できるにもかかわらず、指導者の未熟、焦り、横暴、誤判断等によって、子供の死亡や怪我が生じたのであるならば、犯罪である。

しかし、この事件もいずれうやむやになるだろう。世間も忘れていくことだろう。

 

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さて、昨今のコロナ騒ぎである。

これは、でっかいパロディだと思うが、大勢には逆らえない。小さな店に入る時ですら、マスクとアルコール消毒である。

ふーん、いつからそんなに衛生に気を遣うようになったの?

 

君はコロナウイルスとやらで、路上でばたばたと人が死んでいくのを見たか?

君または君の家族が、ウイルスで七転八倒の苦しみをしているか。

左様さな。終わらせなければ、終わらない。製薬会社及びその取り巻きは、永遠に儲け続けることだろう。