新型コロナウイルスは、感染力が強いという。ならば、すでに各学校、各教室で蔓延しているだろう。
教室は密室である。冬季だから、授業中、窓を開放しない。密閉された空間で、誰かがくしゃみなり、咳をすれば、飛沫はほとんど全員に飛び散るだろう。感染するものならば、一日で全員が感染するだろう。
だからどうしろとは言わない。感染する恐れが大ならば、それは高確率で、すでに感染しているのではないか、ということを言っている。
そういえば、先日から、急にマスクをしている子供が少なくなった。
マスクをしなさい、と指導することはできない。各家庭に、経済的な負担を強いることになるからである。
どうしてマスクの子供が減ったかといえば、もちろん金銭ではない。
マスクを買おうにも、店頭にないからである。売っていないから、買うことができない。
マスクがなければ、ないで、平然としている。戦時中もそうだった。物品の供給が、急に途絶えても、我慢して大騒ぎをしないのが、日本人の気性なのだろうか。
自治体の中には、ご丁寧にも 、すぐに大騒ぎする隣国へ、無料で大量のマスクを送ったところがある。「おもてなし」である。「いい格好しい」である。他国にいい顔がしたいのが、本心だろう。
子供は、伸び盛りである。元気である。感染しても、多くは、風邪の症状の一つとして、自然治癒しているのではなかろうか。
発表によれば、感染者が日々、多くなっている。だったら、自然治癒、又は免疫で、発症または重症化を、抑え込んでいる例が、もっともっと多いのではないか。
人類はそうやって、病気と闘って、勝ったり負けたりしてきた。
さて、新型コロナウイルスは、他のウイルスの多くと同様に、季節性のものだろう。ピークがやってきて、それが過ぎ去って、ついには終息する。来月3月か、4月か5月か。いくらなんでも、梅雨期まで持ち越すことは、まずないと思う。湿度と気温とで、ウイルスは消えるのではないか。
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以上は、某教員の話だが、さてどうだろう。
新型コロナウイルスの感染力が、強いものならば、もうとっくにほとんどの子供に感染していることは、当然である。
教室で咳き込んだりくしゃみをすれば、全員に飛散することも同様。
教室は密室であるし、多くの学校は、同じ教室で給食を食べている。
子供は体力がある。元気である。
新型コロナウイルスによる風邪症状が出たとしても、ほとんどの子供は自然治癒しているのではないか。または免疫によって退治しているのではないか。ということも、大いにあり得ると思う。
いずれも推測であるが、過去のパニックらしきものに比較しても、今回のコロナウイルス騒動は、こういう結論になるのである。
話は突然変わる。
皆さんとっくに忘れたことと思うが、かつて、雪崩で高校生が死亡した「事故」があった。
ここに付け加えることにする。
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雪崩で高校生が死亡した。
この事件は、講習会関係者の事故回避性が可能かどうかが、問題となる。
高校生の指導が目的の講習会であるから、生じた結果には、指導教員、体育連盟、県教育委員会に、全責任がある。
業務上過失致死罪である。
地元では、雪崩危険個所として知られていた場所である。雪崩注意報も出ていた。
体育系の教員は、ほら吹きが多い。自分に酔う。無理を承知で突進することを、生徒に強いる傾向がある。
雪崩が起きるかもしれない。雪の深い、風もある、「厳しい」状況なら、中止にするのが常識なのに、かえって「訓練だ、これこそが雪山の現実だ、やり抜くんだ」とばかりに、自分でも喜び、他人にも同調させ、無暗に張り切ってしまうのが、体育教員の根性である。
興味深いことは、事前の話し合いで、危険性を察知し、取りやめた方がよかろうと発言した教員がいたらしいことである。
少しは冷静な教員もいたことになるが、大勢の意見には逆らえない。かまわん、やろうやろう、のノリである。
何度も言うが、この事故は、高校教員、学校、県体育連盟、県教育委員会による、高校生に対する業務上過失致死事件である。8人の死亡者への行為が、犯罪構成要件に該当するかどうかを調べなければならない。
金銭的賠償で、静かに幕を引こうなんてことは止めた方がいい。
子供の、野外訓練には、常に危険が伴う。その危険を認識し、回避するのが、指導者の役目である。それでも回避できないときは、運である。
回避できるにもかかわらず、指導者の未熟、焦り、横暴、誤判断等によって、子供の死亡や怪我が生じたのであるならば、犯罪である。
しかし、この事件もいずれうやむやになるだろう。世間も忘れていくことだろう。
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と書いたのだが、案の定、いつのまにやら、忘れられた。人のうわさも何とやらで、すぐに忘却と無責任の彼方へと、投げ込まれる。
今は、新型コロナウイルスで、大騒動だが、マスコミの拡材でもある。
風邪なら流行る。多くかかれば死ぬものも出てくるだろう。やがて落ち着いたら、だれもが、ウイルス騒動を忘れるようになるだろう。まことに都合の良い話であり、偏った報道の裏で、ちゃっかり、主たる目的を達成する輩がいることを知っておかなければならないだろう。