ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

高校性日記、中学性日記。高校生大好き。性は怖いもの、ゆえに、秘するのである。

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教員で一番エロと握手しやすいのはだれかと問えば、皆さん、大学教員だ、と言うかもしれないが、案外にそうではない。

単位を落とした女学生が、おずおずと研究室にやってきて、「先生、私にもできることがあるはずです」と色目を使って、教員と関係をもち、単位を得たなどというのは、事実にしても、稀である。教員にとってリスクが大きすぎる。
もっとも、妊娠させて、挙句の果てに自殺させ、教員は知らんぷりという例を、昔聞いたことがある。


性関係のややこしい話題では、高校教員が一番フランクというか、お盛んというか、ポピュラーである。

男性教員が、教え子の女子高生を妊娠させる話は、今のところあまり聞かない。実際はあり得る話だが、表に出ないし、用心深く出させないのだろう。逆に、男子高生が若い女性教員と関係することは、よく聞く。
生徒にとっては、ある意味手柄、女性教員にとっては地雷を踏んだも同じで、キャリアが消し飛んで、まったく割の合わないものである。

美人高校教師が、教え子のイケメン男子生徒と関係を持つ。妊娠に至ることは少ないが、とうとう子供まで産んでしまうこともある。もちろん女性教員は、辞めなければならない。
教職を一度退いても、やはり教員である。何年か後、遠隔の地で、再び教職に就くかもしれない。
十代になった子供は、男親が誰だか知らない。お前と同じような高校生だったよ、とは、母は言いにくいのではなかろうか。
子供を女手一つで無事に育て上げ、教職を定年まで続けて円満退職する。まるでドラマである。
若き日の某先生の胸中に、いったい何があったのかはよくわからないが、男子高校生とは、女性にとって、よほど魅力ある存在なのだろう。

大学の男性教員が、女子学生とアレするのは、これは教員にとっては、まあまあの話で、女子学生にとっても、まあまあの話である。win-winかどうかは、わからないが、知らぬは、子供の親と教員の配偶者ばかりなり云々。

高校教員に話を戻すと、教員同士の恋愛ごっこ、離婚再婚の話題等々を、おおっぴらに話す雰囲気がある。「風紀」が緩いというか、小中学校とは格段の差である。高校独特の隠微なアジワイではなかろうか。

もちろん男女間の些細な問題、ジェンダー論風な同性間の問題も含めて、小中学校でも、皆無ではないだろうが、高校教員は、「エロ」と親しい存在である。
あなたが、それを羨ましい、または興味深いと感じるのならば、高校教員になればよい。
体験で理解するのが一番であろう。

テレビの三流ドラマや、同じく映画で、高校生に関連する筋立てが多いのも、エロだからである。
生理的物理的に発情し、それが外にあからさまに表出する時期が、まさに高校就学期間と重なっている。
フロイトを読了するまでもなく、人の行動は、リビドーと破壊衝動とに強く影響される。
エンタメは、安易にそれを与えて、金銭を得るのである。

古人は性とは怖いものである、だから秘めるがよかろう、と言った。
けだし至言である。