ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

「検察官定年延長法案」というインチキで、道徳を教えることができるのか。

f:id:paruru236:20170216205733j:plain


ーー
安倍晋三某は、どういう風の吹き回しか、旧来の関係を持つ黒川弘務某を、検事長のまま、続けさせてたくてたまらない。そして、今年、退官予定の稲田伸夫検事総長の後釜に据える気である。
さあ、検察を押さえたら、安倍のやりたい放題である。安心して、あれもこれもできる。
河合克之、案里夫婦の公職選挙法違反疑惑が追及されている折から、河合夫婦を検察が徹底追及していくならば、安倍本人にも「ヤバい」ことが出てくるだろう。

最悪の事態を収拾させ、ごまかすためには、黒川某が、検事総長になることが必須となる。
安倍は本気で、黒川弘務を利用しようとする。なんといっても、黒川某は、検察官というよりは、むしろ法務官僚である。安倍と仲良しだ。

 

さて、
安倍晋三という男は、平気で嘘をつく。それを指摘されても、まったく動じない、という異常な特質を持つ。一種の才能で、淡々とした語り口は、本当のことを言っているのではないかと勘違いさせるに足る技量である。


ところで、

たまたま動画ニュースを見ていると、
フジテレビ上席解説委員「平井文夫」とやらが、安倍晋三某首相の応援提灯意見を得意げに話していた。
どうせテレビ局の連中の一味とはいえ、いやしくも「上席解説委員」なんだろう。今回の、検察庁法改正案の異常性を言うべきなのに、そんなこと一言も触れない。

芸能人が、コロナ疲れの発散として、法案に反対のツイートをしている。これは仕掛け人がいるのだろう、などと、低劣極まりないことを、真顔で言う。
無知も、ここまでくると、面白い。まさに、平井文夫という芸人の下手なコントを見たわけである。

高橋洋一某という、いったん政府から追い出され、今度は、現政府にすり寄って、なんとか汚名挽回とばかり頑張っている安倍某の応援団員がいる。この男も、まったく検察官の職務の特殊性がわかっていない。

 

いや実は、とっくにわかっていて、だからこそ論点をはぐらかして、不正に誘導しようという魂胆なのだろう。どこまでも、悪である。

 

検察庁法改正案については、各人で調べればよい。
調べれば誰でもわかることだが、検察官は他の国家公務員とは、全然立場が違う。

検察の定年は、各人の誕生日である。検察官個々人によって定年の日が違うことになる。
これはもちろん、検察の仕事が属人的なものでなく組織的なものであって、持続性と透明性公正性を担保するためである。

検察官には、事務引き取り移転権があり、担当事件が外部の圧力によって影響されないように担保されている。これが「検察官同一体の原則」であり、だからこそ、当該事件を組織として、徹底的に追及できるのである。

個人としての検察官の定年を延長する意味が全く見いだせない。むしろ延長させてはいけないのである。何事も長く続けていれば、必ず腐る。権力はその典型である。

 

それにしても、検察官定年延長という暴挙愚挙を平気で行う安倍晋三という男は、どこまで腐っているのだろう。というより、むしろその厚顔無恥に呆れる前に、恐怖すら感じるのである。

ーーーーーー


以上は、久しぶりに当家を訪れた、教え子の弁である。
もちろん酒が入っている。酒は本人が持ってきて、勝手に飲むのだから、かまわない。こちらは、ありあわせの肴を出せばいいのである。

日本国民は何でも見ている。アメリカ、ヨーロッパ、香港その他のように、すぐにデモをするような表立った行動はしないけれども、感じるところは深くある。あからさまな出鱈目をやっていると、その不信は絶対に消えない。
安倍晋三某は、そのことをよく考えたほうがいい。

 

河合克之某については面白い話があるが、それはまた。


どうも、教育批評というテーマが、すぐに他の話になって困る。
現在、学校が、オンラインなんとやらで、閉じてしまっているのも、感興が消えやすい理由である。