ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

真夏の教員と痴漢と「自由恋愛」。ついでに交通事故その他不祥事に注意する。

 

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地域にもよるが、ほとんどの自治体の教育委員会は、夏季休業前に、各学校あてに、教員不祥事についての注意文書を送付する。ご丁寧に、職員会議で、内容周知徹底させ、こころして夏を迎えるように、とのお達しである。

その多くは、教員が実際に起こした事件、特に性的な事例を紹介し、各職員の心根を寒からしめようというのである。

人は性から逃れることはできない。それにしても、職場で追い詰められ、いろいろと病む教員が多い昨今、教え子や同僚その他に、手を出すケースが多いのである。
ともあれ、性は怖いもの故、どうなるものでもないが、やはり、暴発は本人も周りも深く傷つけることになる。

よくあるのは、電車中での痴漢で、これは「被害者」が過剰反応して、加害者をでっちあげることもあるらしいが、言い訳ができない。言い訳したところで、被害者(または、被害者のフリ)の言い分が通ることが多い。
くだくだしいので詳細は避ける。教員は、すでに似たような事例を読んで知っているだろう。教員でない人は、いろいろ想像をたくましくすればいいだろう。

同僚との怪しげな交際は、これは大人であるから、何とも言えない。しかし、あまりに派手派手しくすると、次の異動で僻地に飛ばされる。そうでない場合は、有力者に繋がりのあるラッキーなケースらしい。

教え子とのあれが多いのは、高校で、次が大学だが、中学もまれにある。よくもまあ、と思うような事例があるが、これも人情である。
俺はさ、あの先公とやってるんだぜ、とイケメン中学生が悪友に自慢するから、友の親を通じてすぐにばれる。この場合、中学生男子は被害者で、新卒バリバリの美人教員が加害者となる定めである。一体何が、彼女をそうさせたのか、よくわからない。

男性教員は、勤務校で、美少女高生を普段眼にしているはずである。それで満足すればよさそうなものなのに、何を血迷ったか、通勤途中で、他校の女子高生のスカートの下を覗き込む。電車で痴漢する。駅員に取り押さえられて青ざめる。
これもまた、フロイトのいう破滅願望なのか、よくわからない。

しかしながらともかくも、暑さと性とは、微妙に関係するらしい。
荷風翁が、かつて、盆踊りはあれは色ですぜ、とか言ったような記憶があるが、間違いかもしれない。
夏季休業前に、教員宛に、性にまつわる不祥事を紹介し、各教員の自覚を促すのも、これはこれで、無駄ではないことだろう。

ついでに言うならば、教員は、交通事故に厳重注意したい。
ふつう、駅近くに学校はない。しかも、校内駐車場完備だから、自家用車で通勤するのが普通である。長距離通勤者が多く、交通事故の確率が高い。
人身事故は極めてヤバい。飲酒運転も完全アウトである。物損ですら、次の異動の対象となる。
時間がなくても、忙しくとも、暑くても、ゆめゆめ安全運転に心がけるべし。