冗談かと思っていたら、どうやら本気で並んでいるらしい。ワクチンを接種したいがために、渋谷の列に並ぶなんて、今時の若者らしい、トレンドな行為ではあるまいか。ういっす!
それにしても、若い人にわざわざ時間を取らせ、並んでもらって、その挙句が、抽選で決めるなんて、誰の発案かは知らないが、ワクチン接種キャンペーンの、宣伝効果大である。
驚くなかれ、自ら進んでワクチン接種を希望する若者たちが集まったのである。
政府都庁厚生省は、大喜びで、待ってましたと、打ちまくるがいい。ご褒美に、コンビニのビール券なり、お得意のペイペイなり、お土産を配ってやれ。
コロナウイルス風邪ごときで、ワクチン関連業者やマスコミや利得集団が大騒ぎするのは勝手だが、どうしてこうも、私たちヒトは、付和雷同し、扇動煽情に乗りやすいのだろうか。
それが不思議、それが大事、一二サンバ、ににィサンバ、コロナコロナコロナサンバ~♪
かつて愛唱した郷ひろみの「お嫁さんば」である。
さて、東京人は並ぶのが好きで、立って並んで長時間、待つことを厭わない。むしろ幸せを感じる、という奇特な気風がある。
先年、飲み会のついでにスカイツリーの展望デッキに行ったが、そこはてっぺんではなく、まだその上に展望回廊とやらがあるという。行ってもいいが、なんと、列に並ばなければならない。40分待てと言う。順番待ちなんて阿呆臭い。
350メートル上がれば、450メートルも同様の景色である。馬鹿馬鹿しい。時間と体力の無駄である。しかし大方はそうは考えないらしい。喜んで待っている。
事程左様に、東京では、あれこれ人を待たせる。
コロナワクチンも、待たせなくては、面白くないのか。
政府・製薬会社その他諸君は、国民の多くの人に打ってもらいたいのだろう。利益を上げたいのだろう。だったら、待たせるな。むしろご褒美を差し上げて、サービスよろしくバシバシ注射させていただくがいい。
コロナごっこは、もう、止した方がいいと思うのだが、どっこい、マスコミはコロナネタを続けたくて、しようがない。コロナ大歓迎なのである。
医療関係者も、ばっちり陽の当たる坂道になって、もはや人気者で、コロナ万々歳である。嘘だと思うのなら、知人友人の医者らに、本音を問うてみろ。
ワクチン製造関係者は、天井知らずの超越利益で気も狂わんばかりだろう。
学校現場は、この数年は、地上の楽園状態である。まだまだコロナで遊んでいたいらしい。
政府自体も、そうなのである。
いったいぜんたい、コロナウイルスごっこはもはや、無視していい段階に入った。話す価値もない。
風邪で、ここまで大騒ぎするなんて、集団ヒステリーどころか、国民ヒステリーである。
マスク大好きなら、マスクするがいい。ワクチンとやらも喜んで打つがいい。部屋に閉じこもってオンラインゲームの類で遊ぶがいい。
合掌。。