ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

子供の転入学校。転勤先の住所選びで、とんでもないことに。

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学校によって、授業をするときの、しやすさに差がある。
学校が違うのだから、当然といえば当然すぎる話だが、差はどこから来るのだろう。
落ち着いた授業が成立する学校は、どこが違うのだろうか。

うまく答えが出せないのである。複合した理由があるから正解がでない。子供も教員も生き物だ。時々刻々と変化する。
ごくまれに、問題校がいつの間にか模範学校に変化したりもする。
しかし、大概は、指導困難校はいつまでたっても指導困難校であって、優秀校との差は歴然とある。これは高校や中学の話ではない。小学校にして、すでにそうなのである。
ここでいう優秀校とは、教員の適切な指導により、子供が落ち着いて授業を受け、如実に子供の学力が向上し、保護者も学校教員へ親しみと敬意とを感じている、というほどのことである。

子を持つ親が、転勤に伴って、住居を決めるときは、慎重に調査をするべきである。優秀校に転入するためである。
夫が忙しくて時間がとれないことがある。妻は一足先に転勤先の町に乗り込んで、評判のいい学校を探さなければならない。
これはと思う学校を見つけたら、そのそばに住居を選ぶ。適当に転居先を決めると、とんでもない目にあいかねない。あなたが、ではない。あなたの子供が、である。

調査はどうするか。簡単である。インターネット情報も参考程度にはなるが、実施見聞が第一である。学校近くのスーパーで主婦たちが教員の噂話をしているようなら論外。
学校のそばまで行って、校舎や校庭、休憩中の子供を観察する。下校時に、それとなく子供に挨拶する。どの子供も、ほどよい声で、品良い挨拶を返すようなら、まあまあである。

思い切って、事務室に行って、授業を見たいのだが、と切り出すのもいい。断られるだろうが、断り方を観察するのである。事務室の職員の対応が柔軟なら、職員室の雰囲気もそれなりだろう。中には、授業参観が可能な場合もある。
授業参観日に紛れ込むのもいいが、これは当日まで待たなければならないから、時間的余裕があるときである。

しかし、大概は町で食堂にでも入って、学校の評判を訪ねたら、自慢げに答える人が必ずいる。一つの聞き込みではなく、何人かの意見を総合すれば、結果に大きな差はないだろう。

たとえば、仮に、某市では、小学校200校中、優秀校2校優良校3校。中学は80校中、優秀3、優良3程度としようか。その校区に的を絞って、住居探しをすればいい。


以上は、某保護者から聞いた話である。