ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

オンライン授業は楽勝、エロ動画も見放題。人員削減ができるのか。

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オンライン授業とやらが始まっている。
某学生に感想を聞くと、講義はログインするだけで出席扱いだから、教員の音声はカットして、画面分割でエロ動画を見る。またはデスクトップでゲーム三昧。単位ゲットは楽勝である。
ゼミナールは、ズームの出番だが、これまた互いに慣れていない者同士だから、いったい誰が誰に向かって言っているのやら、混乱する。回線もタイムラグがある。
それでも、なんのことはない、時間が過ぎた、と言う。

 

武漢ウイルス騒動で、急に、とってつけたようなオンライン授業だが、果たして定着するかどうか。

現職教員は、今のところ馘首される心配がないから、オンライン授業には反対ではない。憎たらしい児童生徒に直接対面しなくて済むのだから、万々歳である。
捨て猫のような従順服従がお得意の大学生ばかりを、相手にしている大学教員は、どちらでもいい。というか、むしろオンラインなんて面倒だが、すでに成績処理でオンラインの快適さを知っているから、これもやっぱり、本音では大賛成だろう。


かくして、現場では授業のオンライン化は歓迎されている。
コロナウイルス景気で盛り上がった、幼稚で無駄無理時間つぶしのオンライン授業だが、みんなそうなんだから、胸を張っていいい。何事も初期の混乱は、当事者に有利になって、結局は利得をするものである。マスク製造業や議員を見るといい。ついでにいえば、医療従事者(とはいえ、この中身が問題だ)も、損はない。

 

しかし、私の言いたいことは、教員削減である。

オンライン授業は、例えば、中学3年数学を例にとるならば、全国で、せいぜい、10人の教員が行えばいい。それを、グレードに合わせて、子供たち、または所属のグループが、選んで受講すればいいのである。
その10の授業は、トップレベルの構成、理解、知的水準を保つ最高の授業であればいい。
だから、全国に、中学3年生担当の数学教員は10人いればいいのである。
同様に各教科、10人ずつだと仮定すれば、どうだろう。最大見積もって各学年総教科込みで100人いれば足りるとして、小学一年生から中学三年生まで9年で、900人いればいい。その教員らの授業には、オンライン化にあたり、技術スタッフをつける。一人の教員に3人もつけてやれば、十分すぎる。

さて、高校は、学年教科ごとに、5つのグレードの授業があれば必要充分である。3年間で最大30教科と仮定して、90の5倍で、450人いれば足りる。

こうしてみると、日本全国、正式採用の教員は小中高合わせても、1500人未満で十分である。各人に、給与は今の十倍やる。その代わり、最高水準の授業をやってみろ。それが可能な連中であることが必須である。
これは1年契約制で、学年末の子供の評価によって、再採用か馘首かを決定する。

以上は、単純な方策だが、日本の教育はこれで確実に良くなる。


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以上は某君の意見である。


教員の絶対数を減らして、その代わり、正教員に、現在よりも給与を十倍やるというが、いえいえ、百倍でもいい。一年間、勤められたら、一生稼がなくていいくらいにくれてやれ。そのくらい、最適最高の授業を行うのである。それが可能な教員は、国家の宝である。


その前に、国会議員をはじめとする各都道府県等議員である。これもまた、オンラインの利用で、選挙その他各種の「仕事」を精査すれば、あなたも感じている通り、議員の数が現在の10分の1でも多すぎることは明らかである。
だからまず議員を減らすことだ。

次に各役所の現業以外の部署の人数を減らすのだ。というより、省部局等々を潰せ。
事務労働の多くは、外部委託なり、なんなりで、簡単にオンライン化できる。

結局は、公務員の削減である。学校の閉鎖縮小、教員の馘首整理である。

これをしなければ、永遠に労働格差はなくならないし、自己の払った労力と受ける対価との大きな差が、縮まることはないだろう。

 

ついでに言えば、消防署員、自衛隊員も多すぎる。詳しい検討をだれかしてくれないか。