ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

親孝行な夏休みの過ごし方。汗をふきふき、自宅で勉強しろ。ゴミ本を捨てて、古典を読め。

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また、夏休みがやってきた。

「夏休み」ではあるが、子どもは忙しい。
忙しいことは、悪いことではない。
夏休みはとことん遊べ、と言えば、恰好はいいが、あれは嘘である。
多くの子供にとっては、ほったらかしにされるだけのことである。
本音では、子供は暇をもてあましている。

欧米の親は、夏休みには、我が子をサマーキャンプなどに入れて、やっかい払いをする。
あんなのに始終、家にいられてはかなわない、というわけである。


夏休みは、猛暑で勉強できないなんてことはない。第一、多くの家庭では冷房がある。冷房がないところでも、赤道下ほど暑くはない。
ぶらぶらせずに勉強せよ。

勉強以上のことができる連中は、これは金持ちの子供の特権である。カナダ・ニュージーランド・オーストラリア等への短期留学、海外旅行、学習塾の夏期講座、各種運動の合宿などなどの名目で、遊び呆ける。
子供は忙しくて可哀そう、などと言うが、ならば忙しい子供は幸せ者である。あるいは穀潰しである。すべてに半端のない費用がかかるのだ。
日本の多くの家庭は、それほど金持ちではない。まれに金を潤沢に持っている家庭も、使い方が下手である。根性がいつまでも貧乏なのである。

「夏休みくらい、ふだんできないことをしろ」、「本を読め」、「自然の中で遊べ」等という。
安上がりだからである。

時間を有効に潰すにも、金次第なのである。

子供達よ、自分の部屋でせっせと勉強しろ。それが一番の親孝行な「夏休み」だ。
さまなくば、静かに本を読むがいい。

そういえば、
近頃の子供は、本を読まない。
学校図書館にあるのは、漫画ばかりである。活字といえば、今風の創作童話(童話を創作するなんて! どんな才能の持ち主なのだろうか。童話はすでに昔からある。それで十分なはすなのに)や、流行作家が小中学生向きにでっち上げた低俗話の類である。こんなものを読んでいるのだから、ろくなことにはならない。二流三流以下ばかりを集めた図書室で、本好きになるわけがない。

原因は、教員の見識不足である。良書への鑑識眼がない。学校出入りの業者の言うがままに堕本を買いまくっている。

国語教科書も似たような内容だから、仕方がないが、あまりにひどい。

昔々の小学校の図書室には、筑摩書房の世界文学体系が全巻そろっていた。ルビもない漢字は低学年の子供には、読めないが、それでもかまわない。自分で調べればいい。または、前後の文脈で想像すればいい。
甘い菓子ばかりを与えていると、子どもは、自分から、新しい味に挑戦したり、捜し求めたりしなくなる。その結果、栄養不足になる。下手をすれば死ぬ。

教育は大人の責任である。子どもを駄目にするのは、ここでもやはり、大人である。