ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

プリントに頼った授業は邪道である。教科書とノートで勝負せよ。ぱるるの授業批評7

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授業批評7 

 

指導者「花がどういうときに、どうなるかについて勉強しましょう」

時間の移り変わりがわかるところに線を引く。

「夕方日がかげると」と答えたことは、いい。

春の晴れた日に・・・・この例示がよかつたので、すぐに日がかげる・・日差しが弱くなったり、遮られる感じが理解された。

 

子供の発言に、指導者が率直に反応することは、いい。

「よるのあいだ」「次の日、日がさしてくると」子供の発言が的確だ。子供の言語感覚がいい。

 

回数による読ませ方の変化は?

同じ速度でもいい。もう一度、読ませてもいい。2周りしても、時間は残る。ひとり一人の音読後、すぐに一言褒めること、注意も含め。ただし5秒以内。

ごちゃごちゃ言う子供の扱い。・・すぐに静かになるので、今日の対応でいいが、重要な説明するときは一度静かにさせてから、も、考慮に入れよ。

 

子供「『組』という漢字書いていいですか」・・・習っていない漢字も書かせてよい。進むことについては、規制しない方がいい。

「夜の間に」・・「に」が必要ないか、この感覚はとても大事だ。

 

一時的に集中させるには、鉛筆を置かせればいい。「手を膝において。先生の目を見てください」など、指示の工夫をする。

 

花が咲きます。・・のあとは、子供にやらせた方がいい。つまり例示は一つで十分で、後は実際に子供自身にやらせること。

全員が自分のこととして考えない。他人の意見に追従するだけになることが多いので。

 

子供「わかるひとは、書いていて、いいの?」・・・だから、最初から書かせればいいのだ。

プリントを使つた学習は、パターン練習にはなるから、利用していいが、いずれ、ノートを中心にさせたい。プリントは、多くの場合、その教科指導の邪道である。

 

特定の子供への注意は、何度もしてはいけない。課題の設定等の手段で制御すること。

文を短くはっきりと、自分でも言うし、子供にも言わせること。

 

原文をノートに写させることが大切。

アクセント。イントネーション。

語尾下げ、説明しすぎ、の傾向がある。

 

子供が作業中は、指導者の発言はできるだけしないこと。我慢せよ。

左後ろの子、集中していない? 三段目の後ろも同じ?

授業展開が速すぎると感じる子や、逆に、レベルが低すぎて飽きてきている子には、各々に最適な抵抗感あるものを与えるといい。

あの場面では、暇そうな子供に立たせて読ませる。音読の機会をもつと与える。

とにかく子供に、直接、作業をさせなくてはならない。

反応が速い子供へ対処。本文の視写 ? 適切課題?

 

例示の絵が、いまいち小さい。黒板に大きく書いて説明すればいい。

というのも、実際の位置は、本文にはないからだ。

 

動作化は必要最小限にせよ。陳腐になりがちだ。

しかし、子供がそれを楽しみにしている場合もある。

理解しているかどうかの、検証方法は?

 

指導者「わかったことは?」、「はじめてしったことは?」

下手な問いである。しかも、同義。

 

指導は教材から導き出されることが多い。説明文は、ある内容を紹介、説明している。読むことの目的は、内容の理解である。

要点をまとめる作業は、的確な読みを進める。要約することは論理的思考力を鍛えるし、作文力を育てる。

これらの点は、また。