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ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ (サブ倉庫)

センター入試終わって、白熱する進路指導会議。選別もまた楽し。

paru 2

センター試験が終わって、多くの高校では「進路指導会議」で忙しい。

センター試験の結果をにらみつつ、あの子はどこがいい、この子ならどこに行ける、なんて卵のSMLの仕分けではあるまいに、選りわけて安心する。

最終受験校を押しつけられても、生徒は、不平を言うかと思えば、妙に納得して、収まるべきところに収まる。

実に変な風習である。

大学入試は、高校のメンツをかけた戦いでもあるから、担当の教員団も必死である。

本校からは浪人を出したくない、どこか遠くでも構わないから国公立大学に突っ込みたい。

その土地の人間でも聞いたこともないような、○○県立大学だの○○市立大学だの、あんな所に大学があったんだ、というような全国津々浦々まで、無名中小の大学がある。

どんなに遠距離だろうとも、学部がみょうちきりんなことも、一人暮らしで金がかかるだろうことも、委細構わない。そこに受験させて、なんとか通らせたい。

いずれどこかに引っかかるだろう。

引っかかったのを確認して、どうやらこうやら高校の冬は終わるのである。そして、新入学の4月になるのである。

しかし、肝心の教員の実力のない「大学」に行かせて、いったいなんになるのだろう。

学問は、優秀な師があってこその、進歩であり、学びの場所である。

とってつけたような大学教員と、何をして過ごすのだろう。

あたら4年を費やして、無為に遊ぶか、エントリーシートの空欄を埋めるかが、関の山である。

それでも、しかしながら、「大学教育後進国」である日本の現状では、名のみとは言え、大学は大学なのである。区々たる学歴に頼るしかない人材で、あふれかえっているのである。

したがって、ご苦労にも、進路指導会議は明日も明後日も続くのである。