ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ (hatena部)

教科によって給与に上下あり。高校の国語教員100、音楽美術は50でよいのか。

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教員は、小学校はともかく、中学高校大学は教員各々の専門と称して、特定の教科を教えることが通常である。教科担任制という。

「教える仕事内容」は、教科によって、難易度が違う。

大学入試と同じことで、医学部理工学部等は入学難易度が高い。文学部教育学部等は低い。

どの教科も、授業には変わりはないと思うのは、素人である。

教員は、その教科を、タダ教えるのではなく、理解させるようにしなければならない。

教科によって、教員の仕事量の差が圧倒的に大きいのは、高校である。

大学入試科目の筆頭である国語英語数学は、授業に工夫や準備が要る。特に国語科の教員は仕事量が多い。(ちなみに、主要3教科では、数学、英語、国語の順に負担が増えていく。詳しくは、また話す)

プリントの用意、指導の見通し、下準備を含めると、莫大な時間がかかる。他に、小テストの作成、採点、返却、ひとり一人の生徒にコメントをつけると、もうこれは殺人的な忙しさとなる。

高校の音楽や美術や体育その他技術系は、呆れるほど、楽チンだ。

美術なんて、美術教室の横に研究室と称して美術教員の隠れ家がある。そこにイーゼルを立てて、日がな一日まずい絵を描いて喜んでいる。授業は、生徒に紙を配って黒板の前にテーマを貼って、今から画け、と怒鳴る。すぐに、隠れ家に引っこんで、コーヒーを飲みながら絵の続きをする。時間がくれば、教室に顔だけ出して、描いたのを教卓の上に出して帰れ、と怒鳴る。それが授業である。

音楽は、形が残らないから、楽をしようとすれば際限がない。特に、有名私立や偏差値の高い公立高校では、生徒と教員が互いにグルで、受験勉強疲れの、お休みであり癒やしの場面となる。いい気なものである。

さて、これは愚痴でもなければ、憤懣義憤でもない。仕事量や仕事内容に応じた給与を出してやれ、ということなのだ。

音楽や美術の教員は学校ごとに採用が少ない。今どき、芸大を出たって仕事がない。そんなことは皆さんご存じだろう。その中で、運よく高校教員になれた。ま、楽をさせてよ、という気持ちもわかるが、どうせ趣味から始まった芸術系志望者だったのである。ならば、一人前の給与を取ろうとするなんて、少し虫が良すぎやしないか。

国語教員100 英語90 数学85 理科系83 社会系75 体育系60 美術音楽系50 以下ご同様。 というような風に、給与割合を決めてはいかがだろうか。

これは教科の価値を問うてはいない。担当教員の負担に応じた給与をやれ、と言っている。