ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

ノートに書かせ、前でやらせる。実際に手を動かすことが必要だ。ぱるるの授業批評4

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授業批評4

 

単元を板書した方が良い。

指導者「1分間とはどういうことですか」

子供「時計の・・、待つ時に・・、長い針が・・」

発問が児童任せになってしまっている。

問いは、子供が迷わないように、具体的に限定して問うこと。

 

問題を指定する場合は、ページで指定する。

いろいろあるが、わかりやすい方法を選ぶといい。たとえば、「12P-3」と端的にする。

 

本時のねらいは何か。

その授業で、子供に実際に力がついたか。

それはどうすればわかるか。

子供が、実際に何ができた時が、ねらいが達成できた授業になったといえるのか。

 

この段階では、板書は、子供がノートに書くように、同じように書いてやる。

子供の言い方を指定することもあってよい。

用語の使用法については、その都度教えること。

 

学級人数もあるが、授業規律が身に付いているようだ。

1人以外、子供が授業に集中している。

 

午前0時の感覚。 0時は、何もないか?

012345の概念と、足し算引き算を、定着させること。それで、時間は理解しやすくなる。日常性も強い。

午前と午後との概念が混乱している子供が5人いた。見逃さない。

 

解決は、児童にやらせることが大切。

前に出させるのが効果がある。ついでに説明もさせれば、もっとよい。

 

ノートに問題文を書かせること。ノートまとめの速度が上がる。書き方も上手になる。

問題と問題とは、行間をあけておきたい。

 

間違つている計算は板書し、それを子供自身に、前で直させること。

板書で、間違いと正しい計算との間に、行間が必要。

くどいようだが、実際に作業させて、頭と手とで定着させたい。

一人の子供が作つた問題を、全員に書かせることもある。

 

次元に進むとき、常に全員の足並みをそろえるべきかどうかは、難しいところだ。

問題を書くと解きたくなる・・・よほど作戦がない限り、限度をあらかじめ規制しない方がうまくいく。

二桁の板書の時、すでに2桁は板書されているので、次に進んでもいい。あの場合は、子供Aが「待つて」と言っても、待つ必要はない。Aの授業態度に、原因がある。

問題番号はそろえた方がいい。だから自分で作つた問題も、先のものに続けた番号にする。

ノートがごちゃついたとき、次ページに、もう一度書かせる方がシンプル。計算は正誤も、速度も、大切なので、書かせる機会をどんどん作ること。個別的に計算ドリルをさせるといい。子供に無駄な時間を与えないようにする。

 

子供がやわらかい雰囲気の中に、知的探求が感じられるところがよい。全体として、子供が学習内容に興味関心を持つて取り組んでいる姿が伺える授業である。