授業批評 2
国語 説明文
音読 班ごと(3~ 4人)の音読
一人で読むときと複数で読むときの差がありすぎだ。全体で読む練習が要る。
指導者が読んでるとき私語している子供が数人いたが、自然とすぐに静かになつた、とてもいい。
腹から声を出す。ゆつくり目に。
注意すべき点があるとき、その場でなおさせる方法もある。
つまり 即座にもう一度やらせるという方法(3班は乱れたが、そのまま4班の番になつてしまった)。
5班も少し乱れている、6班もまだこなれてない。
指導者「音読は一番大きな口を開けて」 この場面では、効果があった。
音読練習にもつと時間をかけてもいい。学年レベルとして、まだまだ高度になるポテンシャルが、この学級にはある。
教科書の置き方。 必ず右または左というわけでもないが、しかし机の上に立てることは一般的ではない。下に落ちることが多い。子供も気にしていらいらする。
「ワークシート配布 ○ページから教科書を見て始めます」
子供がワークシートをしているとき、ゆつくり待つていてもいい。
つまり前から、子供の姿をじわつと見るという余裕もいいものだ。 机間巡視を否定はしない。ただ全体としての知的な落ち着きという点からは、前から見ることも有効だ。
書き抜く そのまま書くこと 句読点も含める。
やりおえた子供については前に来させてその場でチェックすること。
子供が、無断で途中で出たけれど、すぐに帰つてきた。手洗いなら指導者に言つてから出るべきだ。あるいは事情によリルールがあるのかもしれないが。
基本的にワークシートは復習的にするにしてもそうでないにしろ、レベルとしては「できなければならない」。
ということは、シートで躓くようなことがあっては、シートをする場面と学習とのタイミングがあってない。
湿度が高く、子供も、なんだかだるそうである。こういうときは、ときどき手を動かさせる。たとえば、鉛筆で実際に書く場所(書き抜く場所)に線を引かせる。
記入した子供から、前に持ってこさせる。
後で一斉に、提出させたけれども、できた子供から前に持ってこさせて、見て、すぐに返す方法もある(ポイントのみを見る)速度の関係・・。
授業中に余技の開始 この方法の有効性は? やや安直なような気もする。導入としてはいいと思う。しかし、子供が実際に読んでしかも学級中が集中するような方法が望ましい。たとえば間違ったらすぐに次の人が読むという方法もある。もつと能動的に。実際に音読させねばならない。子供が子供の音読を聞いて反応させることをシステムとして考えるべきだ。
あるものを読み取るとは、子供がその文章に対して、どういう状況になったときが、読み取つたといえるのか。指導者に明確なイメージだ必要だ。