ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

問題の子供は、極悪人なのか。ひとり一人は良い子、って現実を見てから言え。

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子供は、ひとり一人は素直でよい子である、などと言う。

そんなこと当たり前である。十代でも極悪人はいるかもしれないが、いるにしても稀であるし、子供の犯罪なんて、今のところ、たかが知れている。身体に爆弾を巻きつけてゲームセンターやコンビニで自爆して、何十人も殺した例は日本では、皆無である。

子供の「問題的行動」は、結局のところ、学校という集団学習環境で、著しく学習の妨害をする場合に限るのである。

授業に無関心であろうと、寝ていようと、構わない。他の子供の学習を邪魔をしないのであれば、なんとか見過ごすこともできる。しかし、他の子供の学習妨害をすれば、大問題である。邪魔の仕方は、有形力の行使が多い。他の子供の怪我に直結する。

この程度の「悪人」は、全国津々浦々の小中学校には、ありあまるほどいる。さすがに高校や大学では、あまり聞かない。

「義務教育(原則、退学・放校がない)の甘えがあるのか、玉石混交の悪い面が出たのか、それはわからぬが、このようなガキどもには、鉄槌を食らわす必要がある」と話す威勢のいい人は、現場を知らないだけで、実際は、このような子供が、学校では、異常に大切にされている。

学校は不思議な施設で、白黒を、はっきりさせない。問題行動を取る子供を、崇め奉る。「悪ガキ」を排斥しない。むしろ、おとなしくまじめな「よい子」を、排斥する傾向がある。

以上のことは、現場教員なら、思い当たるだろう。なかなかにハリポタな世界ではある。

感情の魔法とでもいうべき、不思議な傾向である。

一時期、手のかかった子供ほど可愛い、と言うのが流行った。さすがに今はない。

数少ない「問題の子供」に、手がかかってしまうと、他の大部分の子供に迷惑がかかる。であるのに、その張本人を可愛いなんて、そんな馬鹿なことがあるものか。

十代の悪人を、教員は、決して許してはならないのである。

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