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ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ (サブ倉庫)

たまには叱ってみろ。褒めることは安全で、叱ることはリスクがある。

馬鹿丁寧


叱ることに比べると、誉めることはうんと楽である。
人間関係が危うくなることもないだろう。誰でも褒められれば悪い気はしない。
そのためかどうかは、しらないが、近頃の教員は、叱らない。その逆に、児童生徒を誉めることが多い。それも尋常に誉めるのではない。めったやたらに誉める。


聞いていて、気分が悪くなるくらいに、最上級に誉めまくる。誉めるべき内容でもないのに、すぐに誉める。誉め言葉の大安売りである。
「胸くそが悪い」という、嫌な言葉があるが、まさにそう表現するしかない。

おかげで、未熟な子どもに過ぎないくせに、ほんの少しのことでも、誉めてもらわないと機嫌が悪い。図々しく、ふてぶてしく、過大なナルシシズムというか、能力もさほどないくせに、何にでもでしゃばって、しかも誉めてもらって当然、と勘違いする。

子どもは愚かで未熟なものだが、ものには程があるだろう。


子どもを愚かにしたのは、他でもない。我々大人が、節操なく誉めたからである。誉めるなら、誉めるに足る時にのみ、誉めるがいい。


教員は自信がない。だから卑怯にも、「誉めて育てる」、なんて綺麗言葉にかじりつく。
なーに、本気で叱ることは、大変なパワーが必要だ。口先で誉めることは、楽だからである。