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ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ (サブ倉庫)

「心の教育」の安っぽさ。薄っぺらい道徳を売り込んで、これも商売繁盛である。


近頃、「心の教育」だとかで、とってつけたように、命の大切さだの、仲良くだの、と喧しい。


大方、保身だろう。何かアクションを起こしていないと、出世に響くという、姑息な判断から出たことである。相も変わらぬ役所流の発想である。


歩留まりという言葉がある。
多くの部品の中には、不完全なものや具合のよろしくないもの、かすかな傷やほんの微量な狂いが出るのは仕方がない。


人間にはないのか。残念ながらある。あることぐらい誰でも知っている。
だから、多くの中には、少しのきっかけで、何らかの犯罪的な行動に走る子どもがいても、おかしくない。


それをなんだろう。マスコミと称する連中が、いたずらに危機感をあおる。商売だからと言え、愚劣である。


毎日、ほとんどの教室で殺人が起こっているのか。何百人も毎日死んでいるのか。


たまには事件は起きるだろう。子どもの世界も大人の社会と同じである。むしろ、学校での事故や事件が少なすぎるのが、不思議なくらいである。


子供や学校に関わる事件が起こると、急にあわてふためいて、心の教育を声高に叫ぶ。


国の基本をないがしろにしているくせに、道徳の根幹である宗教的情操や国史を踏みつけにしているくせに、よくもまあ言えるものだ。


ゲストティーチャーと称する高齢者や障害者を招いて、話をさせて、それで「心の教育」、一丁上がりである。
心とは、それほど、安っぽいものなのか。