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ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ (サブ倉庫)

よい仕事って何だろう。親の様になってはいけないと、繰り返し言ったのに。


今時の二十代三十代は、雇用不安だとかで、正社員になれない、よい仕事がない、などという。しかしながら、仕事は探せば周りに転がっている。選り好みはわがままだと、思われるだろう。

格好の良い仕事ばかりを夢見てるわけでもなかろうが、所詮、仕事である。楽しくて夢のようなわけがない。テレビドラマの見過ぎだろう。

嬉しくて楽しい仕事があるとすれば、タレントやプロスポーツ選手の類だろうが、彼らは堅気ではない。参考にならない。

今のところ、実力がなくても、とりあえず学部にさえ滑り込めば、一応、一生安泰らしいのは、医者だけである。だから、医学部に入りたい。そのためには学習塾その他で、早めに手を打っておきたい。

これは、安全で利口な方法だ。

人生は先に何があるかわからないのは当然で、だから勉強しさえすればいいわけでないことも、当然だ。当然のことを訳知りに言ってみても仕方がない。

「医者は、もうよくないよ」などというが、なってから言え。

医者の子どもは医者になる。どういう訳か、学校での成績もまあまあで、上の部類にいる、と聞いた。

勉強は熱心にした方が良いし、熱心に勉強した人とそうでない人とを比べるとき、後の人生に差が出るのも当然だろう。だから、我々大人は、自分と同じような情けない思いをしなくてもすむように、我が子に向かって、「勉強をせよ」と、口やかましく言うのである。

そして、我が子は、案の定、親に似て勉強をしない。うかうか歳をとって、やはりその子どもに、「勉強せよ、私のようになりたくなかったら」、と愚痴るのである。

それもまた善し、としよう。