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ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ (サブ倉庫)

楽しい授業は、大間違いである

小学校の授業


不思議なことである。


中学校や高校では、まして大学では、「楽しい授業」なんて言わないのに、どういうわけか、小学校では、楽しく分かる授業、などという。

授業が楽しいわけがない。子どもに問うてみるがいい。健全な子どもほど、授業は「楽しいものではない」と、笑いながら答えるだろう。
授業が、「楽しい」ようでは困る。


テレビゲームをするような、漫画を読むような、お笑いタレントの低俗な芸を見るような、そんな授業であっては、断じていけないのである。

いい年をした大人なら、少し考えてみればわかるはずだ。
授業は、日本の学問伝統、人類の知的遺産を後進に伝授することである。いくばくかの厳しさがなければならない。学ぶことを知っている人ならだれでも体験しただろう。忍耐や意欲の役目は、そこにある。

犬や馬ではあるまいに、子どもに媚びてへつらって、なんとか興味をひいて、勉強していただくことが、授業ではない。

古人は言った。
「学問は、子どもたちに苦労して学んでほしい。遊びと学びとの間に大きな溝があってほしい」
けだし、至言ではなかろうか。