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ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ (サブ倉庫)

子供の精神不安の原因は母親である。小学生とその親。

物わかりのいい親たち


初等教育では、つまり小学校中学校のころは、家庭が大切なことはもちろんだが、中でも母親の役目が非常に大きい。
たとえば、子どもが精神的に不安定な場合、そのほとんどの原因は母親にある。ごくまれに祖母にある。

父親が仕事や生活に精神的に乱れていたとしようか。それでも、母親が安定していれば、子どもは大きく崩れることはない。その逆に父親が安定していても、母親が不安定ならば、子どもは安定しない。

ことほど左様に、子どもにとって母親の役目は絶対的で、子どもの最後のよりどころとなる。母親の精神的な動揺は、子どもにすぐに反映される。

いわゆる不登校も、その原因のほとんどは怠業(なまける)なのだが、不思議なことに、母親は、我が子の怠業と言う事実を認めたがらない。
おそらく不登校の真の原因の多くが、自分にあることを直感的に気づいているからだろう。なにかと理由付けをして、子どもの怠け心と向き合おうとせずに、自分や子ども以外の外部に原因を捜したがる。

マスコミは金を払ってくれる者の味方である。
新聞は購買者に、テレビは視聴者に、媚びを売るのが商売だから、親や子どもにおもねって、彼らに都合のいい情報を流す。
ますます子どもも親も増長する。不幸なことである。

公立学校は、子どもの甘えに、親も教員も行政も振り回されているのが現状だ。
多くの中学校では、指導要領改変が、これまでの指導要領に比べて質量ともに大幅に低下(あるいは量のみ増加)しているのにもかかわらず、ますます授業が成立しにくくなっている。(紛らわしい表現とお思いだろうが、行政は、常に現場の邪魔をする。指導要領改変が吉と出たことは、一度もない。これからもないだろう)

その原因は、一部の生徒の態度が非常に悪く、まじめにやろうとしている他の多くの生徒の学習を邪魔しているのである。一方、教員も、態度の悪い、問題ばかり起こす生徒にばかり、かかりっきりで、きちんとした授業をすることがなかなかできない。
そうでなくても、授業から厳しさがなくなっている昨今、我がままな生徒は、やりたい放題である。

教員は、子どもを恐れ、その背後の親を恐れている。もちろん、教育行政(具体的には教育委員会、教育事務所の職員)も、納税者兼選挙民である親には、全然頭が上がらない。
頭が上がらないというポーズをとらないと、「公僕」であるという建前上、自分の仕事や将来らしきものに支障が出る。

こんな訳だから、子どもにとって、そして親にとっても、怖いものや遠慮しなければならないものは、何もない状況だ。

だからこそ、母親がどういう立場をとるか、これが重要なのである。
子どもと一緒に、子どもっぽいレベルで、他人や社会を非難し、甘えた不平家の立場をとるのか、子どもにきちんと、守るべき常識的行動を教えることができるのかが、その後の子どもの成長を大きく左右する。