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ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ (サブ倉庫)

学校で競争すると、子どもが「傷つく」そうだ。


 十人いれば十人の能力がある。子どもの個性というと聞こえがよいが、要するに能力差があるということだ。

能力差を認めたくないのが、親である。しかし、子どもの能力の差は歴然とある。公立学校、特に公立の小中学校では、親に遠慮して、それをできるだけごまかす。


これが間違いの元である。

子どもの能力差を認めないような風潮になったのは、保護者の見栄や甘え、同和教育の影響も大きい。
学校は競争を嫌がった。結果をはっきりと出すのを嫌がった。子どもが「傷つく」のだそうである。
子どもは、ガラスコップか? そうならば、割らないように大事にしまっておくがよい。

日本が高度経済成長の真っ只中で、しかもアジア諸国は未開発の状態のままで、いわば日本だけ独走態勢のときは、それでもよかった。
日本の内部で、たわごとのような太平楽を決め込んでいても、経済は発展し、日本人の生活は、努力に見合った分だけ、確実に向上した。
だが、もう、そういうわけにはいかないだろう。経済の境が曖昧となり、流動化する。人材もまた国際間の戦国時代の様相を呈してきた。
アジア諸国の自国の子どもへの能力開発はすさまじい。優秀な人材がぞくぞくと育ってきている。政治経済での重要度も、飛躍的に伸びてきた。もう、日本に頼らなくても、すべてよし、という雰囲気ができつつある。
彼らの心は私利私欲にある。
日本は、ぼやぼやしていては、大変である。

日本の教育も、他国並に、競争原理を元とした能力別学習や、能力差を認めた効果的な教育方法が、公立学校で必要になっている。


どうやら、子どもたちは、傷つくことが、ますます多くなりそうである。