読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ (サブ倉庫)

トンビは鷹を産まない。子供に期待しすぎて、甘やかし放題。

物わかりのいい親たち


勉強しろ。 勉強してくれ。 勉強していただけませんか。


と、親が(ついには教員までもが)、子供にお願いする。
これはなんだかおかしいのではないか。

銀行や保険業の勧誘パンフレットは、学費がどうの、予備校、学習塾、習い事、都会での下宿、それらの費用がどうのこうの、と親の不安をあおって、貯金しろと、言い寄ってくる。
まあ、ちょっと待て。
そうまでして、勉強が好きではない、勉強をしない子どもに、勉強をしていただく必要があるのか。

義務教育が終わったら、最悪でも高校を終えたら、親は子どもを突き放したらどうか。

といっても無理だろうな。

親は子どもを、猫可愛がりする。これが日本の伝統である。そうまでして何になる、と言いたいところだが、何にもならなくても、そうまでするのが親心である。

「高校を卒業したら、後は本人次第です」、と力説する父親の子どもを見れば、それなりの成績で旧帝大系大学を出て、今は東大の院に在学中である。それで言う戯言である。

子どもをかかえる親は、やはりなんとかして勉強してほしい、勉強させねば、と焦るばかりだろう。
しかし、勉強がよくできる子どももいれば、できない坊主もいて、それで世間は、丸く収まる。
だれでもかれでも、できる限りの高度の教育を受けさせようとするのは、親の傲慢と言うより、親の自己陶酔ではないのか。
鳶は鷹を生まないはずなのだが、鳶が自らを鷹だと信じ込んでいる場合は、どうしようもない。

すべてこの世は本人次第である。法を破らぬ限り、子供の好きに任せればいい。どうせその結果は、子供本人が背負うのである。