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ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ (サブ倉庫)

いじける教員。環境が人を作る。

高校教員

知人がこう言う。

高校の同期生が、大臣として入閣した。そんなことが何度か続いた。
知人は、「あんなやつが」と吐き捨てるように言うが、まあ、そんなに怒るな。

かつての高校の級友は、今の本人ではない。
人間は環境が作る。弱い精神にとって、これは事実であるし、私達はみな弱いのである。

誰でも、歩いてきた道のりがある。だとしたら、嫌な奴だったその男にも、入閣に至るまでの、それなりの毎日があったのだろう。少しは認めてやれ。

こんなことを言うのも、ほかでもない。

小中学校の教員は、環境に影響されやすい。
まるで根無し草のように、その場その場でふらふらする。
仕事の性質上からだろう、いつまでも熟成せず、常に不安を抱えているように見える。

現役の政治屋は、落選という不安を抱えているが、たいしたことはない。
バックがあって、二期三期と議員を続ければ、楽勝の体制に入る。
毎週金曜日の夜に、東京から地元に戻って、有権者のご機嫌を取るくらいが仕事らしい仕事である。
残る悩みは、大臣になりたい、政権をとりたい、権力欲だけである。


一方、教員は、毎日、未熟な「子どもと親と同僚」とに囲まれて、冷や汗の毎日を過ごす。これで人間が、いじけて悪くならなければ、精神の強い人である。しかし、それ相応に強い人物は、そもそも教員なんかしていない、という皮肉な現実もあることだろう。

教員がだんだん元気がなくなっているのも、無理もないことと思われる。