ここ2回ほど、ネットを利用して金を巻き上げようとする、乞食どもについて書いた。今回で一応、完結とする。 題して、「ネット乞食と出版乞食。半世紀前の良書を耽読せよ。生きている者や金をせびる奴等の言説は、無視でよし」。 これを読んでわかる人には…
前回、ネットを利用して陰謀論の類を売り付け、利を得る詐欺商売人たちについて、話した。 そもそも、真実だの事実だの正義だのを振りかざすのなら、無料が当然である。正しい知識を、隠して金をとって売りつけようなんて、子供でも、それがインチキと理解で…
ある人来りて、嘆じていわく。 人は説教をするのも聞かされるのも、大好きで、上から目線で、何かを言ってもらいたくて仕方がない。 よくある「陰謀論」も、その類で、説教を拝聴して、嬉しくて、あなたは知らないが私は知っていると、思いたい。自分は人よ…
コロナごっこで、学校も行政も楽しくて仕方がない。 なぜなら本来の学校教育に対しては、誰も無関心になった。親も子も、つまりは世間も、気がかりなのは、マスコミが煽りに煽っているコロナウイルス、ワクチン、俗称「コロナごっこ」だけである。 行政も、…
高校から小学校高学年に至るまで、相も変わらぬプリント地獄である。授業では、子供は教科書とノートを持てばよい(ちなみにIPADの類など不要である)。教員は、教科書とチョーク1本で足るはずである。 それがどうだろう。教員は、プリントを山ほど刷って、…
冗談かと思っていたら、どうやら本気で並んでいるらしい。ワクチンを接種したいがために、渋谷の列に並ぶなんて、今時の若者らしい、トレンドな行為ではあるまいか。ういっす! それにしても、若い人にわざわざ時間を取らせ、並んでもらって、その挙句が、抽…
世間では、相も変らぬコロナごっこで忙しいようだ。世間と言ったが、実体のあるものではない。世間とは、みなさんお好きなテレビや新聞のことで、ついでにネットもそうか。 マスコミ屋どもが、狂ったように、コロナウイルス、感染者数、ワクチン接種等々の、…
ここを覗いておられるような奇特な人は、とっくにお気づき気だろうが、過去記事を消している。もっとも、下書きに戻しただけで、少し手直しして、出す算段である。 ーー 今時の二十代三十代は、雇用不安だそうである。正社員になれない、不安定だ、好きな仕…
某人曰く。 夏が来ると思い出す。 ずいぶん以前の話になるが、海外の子供たち(アメリカ、イギリス、中国、台湾、ドイツ、香港、韓国、マレーシア、タイ、オーストラリア、ロシアなど六十人余り)、そして日本の子供たちと一緒に、二泊三日のキャンプをした…
かつて、〇〇記念パーティの類の会合で、高名な精神科医が、ここまでやってこれたのも多くの方の力添えで云々、とスピーチをした。それはそうだろう、言える立場だから、吐く言葉だろうが、東大は東大を助ける。互いに誉め合って、外部を排除し、仲間内でう…
夏である、暑いのである。 その中でも、当家では知人が時折来る。缶ビール、またはノンアルコールビールとやらを飲みつつ、知人が話すことには。 ーーーーーーーーーーーーーーー 高校の授業は、小中学校のそれに比べると、お粗末である。高校教員は、「授業…
日本の教育は「おせっかい教育」である。または、甘ったれである。外聞屋である。事勿れ主義である。もちろん、「悪い事」はない方がいい。誰でも、無難に過ごしたい。 しかし、平穏無事な毎日は、実際のところでは、これまでもなかったし、今もないし、これ…
働き方改革だそうである。メンタルヘルスケアだそうである。教員は、体力気力とも、無理を続ける人が多い。ふとしたはずみで、精神を病む。疲れが残る、気持ちが落ち込む、などというが、そんな生易しいものではない。死にかかるほどの疲労で、起き上がるこ…
教育は、前提として、子供が必要だ。子供、教員、学校の順である。結婚が珍しいものになって、子供が希少なものになれば、やがては、学校は減少し消滅する。極端な話ではあるが、制度としての教育は、縮小するだろうし、そうあるべきだ。なくなるのではなく…
マスコミ、特に、テレビと新聞とは、常に視聴者・購読者の不安を煽ることで、商売をしてきた。卑しく低劣で愚昧かつ高慢なる連中である。日本国民は、よりによって、そのテレビ・新聞が大好きだ。深く信頼し、かつ尊敬申し上げているのである。 馬鹿馬鹿しく…
かつて、ある人曰く。 ーーーー 小学校の英語学習は百害あって一利もない。「偽毛唐」の真似事になるだけである。なるほど、英米語は、世界中で大きな顔をしている。観光旅行で英語の通用しない国は、ほとんどない。あるとすれば、それは田舎である。だから…
ある人曰く。 ーーー 平和教育というモノが、学校現場で、一時、パンデミック、大量伝染病のように流行った時期があった。平和教育は、「非武装中立」「憲法9条を守れ」「アメリカ軍出て行け」というお題目を唱える。 何が嬉しくて授業そっちのけで、騒ぐの…
小中学校の教員は、授業でも休み時間でも、子供の発信したすべての兆候を、見逃すまいとする自覚がある。高校や大学の教員は、子供の変化に鈍感である。変化を見抜いて対処することは、教員の仕事の肝要である。医者でいえば、見立てである。素早く正しい見…
悪い見本、という言葉がある。 その筆頭は、テレビである。私はテレビを唾棄すべきものと考えるが、世間はテレビを愛している。愚かな片思いである。 テレビ番組は、すべて制作者がいる。彼らには道徳はない。差別用語集とやらのパンフレットがあるだけで、…
以下は、何年か前のお話である。もちろん、現今のコロナ騒動なんて思いもつかなかった頃である。 ーーーーー 全部とは言わないが、多くの公立中学校で、授業がうまくいってない。指導要領は、改定のたびに、低学力傾向になっている。中学校現場では、学力向…
海外で長く暮らした某人曰く。 どうして日本人のシニアは、不幸な顔つきに見えるのだろう。 早朝でも夕刻でも、苦虫つぶして、虚空を見つめ、散歩と称するよちよち歩き。お決まりの病院通い。わけのわからない70過ぎの手習い。別に働くでもなし、金もあり、…
大阪高槻市の小学生が、今年2月、マスクをつけたまま持久走をして、その結果死亡した、という。 まず、マスコミの一部が、どうして今頃、報道したのかが、よくわからない。古い話を蒸し返してどうする。何かのはずみで初めて知ったのなら、不明を恥じて反省…
以前のお話。 ーーー 以下は、某企業の知人から聞いた話である。 そこそこ名の知れた大学を出れば、まあまあの就職先が見つかるなんてことは、昔はどうだか知らないが、今はない。エクセルやワードの検定1級所持は当然で、パソコンでゲームばかりやっていた…
あれから4年が過ぎた。世間は忘れているだろうが、関係者は忘れるわけがない。以下は昔の記事である。 ーーーーーー 雪崩で高校生が死亡した。この事件は、講習会関係者の事故回避が可能だったかが、問題となる。高校生相手の指導が目的の講習会であるから、…
今は昔のお話。 ーーーーーー 新卒ほやほやの新米教員は置くとして、30過ぎから50代までの、とっくに仕事に慣れたはずの教員も、保護者または同僚もしくはその筋に、びくびくとしながら毎日を過ごすようである。その一例が、学年通信という代物で、よせばい…
コロナ騒動はさておく。あれはパロディでコロナごっこである、との認識に変わりはない。 以下、以前のお話。 ーーーーー 旅客来りて嘆いて曰くことには。 今でも、フィンランドの教育制度は、文科省や大学の「当局」では、人気のテーマなのだろうか。 いつも…
某人いわく。 教員は授業で、子供たちに、何かを学んだという実感を持たせることが、仕事である。しかし、できていない。教える内容への知識や指導技術に、自信を持っている教員は少ない。故に、徹底して教えることが、できていない。 よい教材が少ない。よ…
学校は学校外の事ごとに関係してはいけない。家庭が甘える。行政が甘える。学校は校内の教育に専心すべきである。それしかできないはずである。授業で子どもの学力をつけるのが仕事で、それ以外は枝葉末節である。例えば、通学指導というものがある。通学は…
能天気な大学教育を考えると頭が痛い。 大学は制度上では、「大」学、というくらいだから、学校教育の「まとめ」「上がり」「おあいそ」である。それがお粗末至極だから、金を払う気になれない。食ったものを吐き出したいくらいである。 小中学校は、習うこ…
「速度」が良い授業の条件だ、と以前に書いたと思うが、速度とともに必要なものは、笑いである。授業には笑いがなければならない。この意味では、女性教員の過半数は問題だ(性差別ととってもらっては困る。今時、女性だ男性だと、言うことさえ愚かしい)。…