ぱるるの教育批評

教育、受験、学校その他あれこれ

万一の不本意な進学先でも、頑張るが吉である。

日本の中学や高校の多くは、国公立である。 公立の中学高校では、どこに入学するかで、子供の生活に大きく影響する。 影響するとは言っても、都内に散在する、名のみの「有名大学」の卒業生の、区々たる就職先のことではない。 およそ人間性そのもの、その後…

私立高校の怠慢が身を亡ぼす。私立高校や公立高校の「不本意入学者」。

公立学校は親方日の丸だから、教職員(教育公務員)の身分は安泰である。勤務校が、統廃合その他の理由で、消えてなくなっても、転勤すればいいだけのことである。 勤務校の閉鎖は、行政の判断だから、教員個人からすれば、一つの「思い出」にはなっても、無関…

医学部は偉大なり 職業選択の不幸と受験ゲーム

某人曰く。 男の幸せは男にしか分からず、女の幸せは女にしか分からない。 男の幸せは職業にある。多くの不幸は、職業選択に原因がある。男は仕事で悩む、仕事に迷う。そこに、すべての不安不幸不吉不足不便不測不適不遇不満の原因がある。さて、男の職業で…

現代文授業の要は問いの発見 読解指導の方法論 圧倒的な国語力

国語教科書を、古文や漢文のそれと区別するために、現代文と呼ぶことがある。現代日本語の文章だから、現代文なのであろうか。そのまんまで芸がない。 文章は、読み手が一読してたちまち理解させるように書くのが、書き手の義務である。ああでもない、こうで…

効果的な小論文指導はどうするのか 高校教員の悩み

小論文指導について。 高校教員が小論文指導で悩むのは、高校の教員としての能力が足りないのに、教員になってしまったことが原因である、と誰かが言った。たぶんそうだろう。 しかしそれでは、話が進まない。第一、真顔で能力を問うならば、高校及び高等教…

センター試験の後は白熱の進路指導会議 芸術学部は楽しからずや

以下は、いつの記事だったのか、定かではないが。 ーーー 今週末は、センター試験がある。センター試験が終われば、多くの高校で「進路指導会議」が忙しくなる。 試験の結果をにらみつつ、あの子はどこがいい、この子ならどこに行ける、なんて卵のSMLの仕分…

みんな同じが大好き 学習努力の差が子供の将来を惜しみなく奪う

以下は、かつて書いたものである。 学級の学習の到達度を上げてしまうと、不快に思う親がいる。分かりやすく言えば、子供の学力を伸ばすと、不安に思う親がいる。 熱心に教え、その成果が子供に現れる。学級全体の学力が上がって、良いことづくめのようだが…

有名進学校の罠 できる子供を潰す公立学校。

皆さん大好きらしい東京大学が、灯台ほどの価値があるかどうかはともかく、東大または、京大でも筑波でもいいが、その類の大学に入るために、まずは進学に有利らしい中高一貫校に入りたいのだそうな。お疲れ様である。 頭が良すぎるタイプで、どこか変人で、…

Youtube動画はゴミの山 先生こっち見てよ

某氏来たりて言うには。 車整備、モルタル塗り、ブロック積みの如きは、ネット動画のハウツーを利用しても、いいだろう。しかしながら、それ以外の一切、特に、学問思想の如き、政治経済社会現象の如き、批難愚痴自慢の如き、価値判断内面内心が関わることは…

入試が良くても欠席数で不合格。退学 留年は歩留まり。

なんとか希望校に入学できたのはいいが、学校が嫌になって退学したり、「問題行動」等で退学させられたりする子供がいる。子供が中途で来なくなると、本人よりも、学校が困る。評判を落とすことになって、翌年の募集に影響するからだ。 だから、学校側は、退…

荒れた学級対策と教員の魅力

荒れた学級を解決するには、教員に魅力が必要である。 秩序があり生き生きとした学級に変えていくには、教員が子供を巻き込むことができるかどうかが、鍵である。しかしながら、子供は簡単には教員に巻き込まれないだろう。結局のところ、子供たちから見て、…

荒れた学級の解決策 病める教員 憎しみの子供 教員同士の反目

荒れた学級を立て直すには、どうしたらいいだろうか。 児童生徒学生を以下、子供と記す。 子供は、教員と仲良くやりたいと、本音では思っている。自分を認めてもらいたい、自分の苦しみを分かってもらいたい。自分を救ってもらいたいと、思っている。 教員が…

中学校国語教員の「レベル」 付録・小学校高学年担任及び教科書会社

ある人来りて嘆いて曰く。 ーーーー 地獄から舞い戻ったような尾〇某のしわがれ声を聞いていると、コロナごっこを想起せざるを得ない。某は学者と言うよりは政治屋まがいの芸人で、テレビマスコミの売れっ子で、騒動の中心にいることが、嬉しくてたまらない…

学級の荒れの原因は授業が下手で余裕のない担任教員にある

小学校高学年(小学5・6年生)の学級が荒れている原因のほとんどは、「学級担任の余裕のなさ」に原因がある。 中学校1年生及び2年生(3年生は事情が異なってくる)の学級の荒れは、学級担任の「学力・指導力の力量不足」である。 高校1年生及び2年生(…

教員レベルと子供の学力 講演会の知ったかぶり スマホ脳

教員志望者が減ってきているという。志望者が減れば、レベルも下がる。 女性にとって、教員はおいしい仕事であることには変わりはない。男女完全平等どころか、男性教員よりも優遇されていることが多い。 教職に人気がないのは、子供をおだて上げるあまりに…

教育の敵 マスコミは愚劣な扇動者 テレビは悪そのものである

学校現場は、無駄口ばかりたたいて、肝心なことは知らぬ存ぜぬで、頬被りをする。子供が家庭に持って帰るプリントが多すぎる。何かと見れば、内容は各種団体の宣伝である。保護者向けの「お知らせ」や「学校便り」に「学年便り」「学級だより」「教科便り」…

道徳授業 日本国史 世界資源競争 強靭な人材

過日、某小学校の道徳の授業を参観した。ジョバンニだかトルネードだかしらないが、外国の低劣な短編を読ませて、粗筋を互いに言い合う。狙いの定まらない、嫌な授業だった。道徳なら、道徳らしい「教材」を使うがいいだろう。道徳の教材は、日本の歴史であ…

私立中学も公立中学も同じなら 無料の国公立がいいよね

公立中学校の噂は、よくなかった。公立中学の生徒は、反抗的だ。素直でない。学力がつかない。高校入試で苦労する。教員は教科指導よりも、生活指導に追われている。悪い仲間に引きずられやすい。ただでさえ、難しい時期なのに、学校があれでは、親も子も不…

小林秀雄の居酒屋 無視は最大の否定 国語 評論文 受験指導

コロナ騒動寸前のことだったか。 ある夕刻、某立ち飲み居酒屋で飲んでいると、隣の中年客が生ビールをあおりながら、盛んに記事初校に朱を入れている。社の机上ならともかく、帰りがけに一杯やりながら、左手にコピーをもって推敲とは乙じゃないかと、ひょい…

見よ東海の空明けて、と歌う小学生。東海林太郎の歌や小津安二郎の映画は日本文化である。

東海林太郎の歌を、時々カラオケで披露する。むろん下手である。 麦と兵隊、隅田川の類である。 愛国行進曲 東海林太郎 この歌は、小学校唱歌だったとしても可なり。歌詞が、やれ帝国主義だの、軍国主義思想だの言う輩は、もとより覚悟のない連中で、論ずる…

お嬢様学校は、新型コロナウイルス騒動を笑う。少なすぎる感染確認者数。

某私立女子中高等学校は、世間では、お嬢様学校と呼ばれている。一体、何をもって、お嬢様というのか、定かではないが、ともかくも、そういうことになっている。 新型コロナ感染騒動を、まだまだ続かせるのは、いったい誰の意向なのだろう。コロナごっこに、…

小屋の解体 中国に併呑 アメリカが善き。

作るのと同じく、解体するのも楽じゃない。敷地内の八畳一間の離れの解体作業である。2021年7月から始めて、年末までには、形をつけたつもりでいたが、空いた土地に、コンクリートを流して、土間を作るのが大仕事で、併せて、塀の一部の撤去と補強、植栽の移…

コロナワクチン5回目。何を今さら。コロナでマスク美男美女作成グッズ。

某人来りて曰く。 ーーーー コロナワクチン大好きで、接種予約をゲットするために熱心だった連中。2回目だ3回目だと、嬉し気に職場で笑顔だった連中。 ここにきて、5回目は、さすがにどうも、という気配が出てきた。 あのなあ、コロナワクチンは強制ではない…

家庭の食事は料理の品評会 鋭敏な味覚と環境

こんな話がある。 ーーーーーーーー 家で毎日、旨いものを食べていると、外で食べることができなくなる。長年の美食のために、味覚が異常に鋭敏になり、ますます食い物にうるさくなった。 私は、自身でも料理をするし、手際が良く、出来もよい。妻は、料理好…

学校は子供の天国か地獄か。担任で決まるって本当か。

学校は子供の天国か地獄か。担任で決まる。などと言うと、教員がそれほどの者であるわけがない、と笑われそうだが、しばし待て。 以下、某人が語ることには。 ーーーーー医者は多くの人を殺してきた。100人殺して一人前とは、よく言ったもので、あの医者のせ…

G7広島会場のホテルの昼食 と コロナ騒動

過日、縁あって、G7広島会場となる広島グランドプリンスホテルで昼食をした。22階のレストランで、ホテルも気を利かせてくれて、角の眺めのよい席に案内された。ランチ時なのに、客は少ない。席から、海を見下ろすと、漁船が数隻、ほとんど動かずに、時々光…

ネット乞食再び youtuberは職業か。鼻風邪とコロナ騒動(改訂)

先日アップしたものを少し直したので。 実は、古い友人がネットで小銭を稼ごうとする者どもについての記事を見て、貴兄の様に立腹しても始まらない。もはや、スマホとネットと個人利益とは社会構造で、この流れは産革みたいなもの、と言われたからである。 …

高校の制服は自由。女子高生は「売り」がなくなる。

LGBTQとか、ジェンダー論とか、話題である。首相秘書官の荒井某が失言したとかで、急にマスコミや議会が騒ぎ始めた。相も変わらない幼稚園である。 性にまつわる問題は微妙でもあり、近づかないのが吉である。人それぞれの事情や体質、考え方があるので、個…

コロナが流行れば、飯がまずくなる。ワクチンの在庫一掃セール。

先日、ちょいと値の張りそうな料理屋で、知人が言うには。ーーー近頃は、居酒屋で酒を飲むのはいいが、肴がない。 あるにはあるが、そのほとんどが口に合わない。理由は、はっきりしている。長年の美食が祟って、わが味覚は極端に鋭敏となり、少しでも雑味を…

コロナ騒動とワクチンごっこ。コロナ風邪はいったいなんだったのか。

コロナ騒動、あれはいったい何だったのだろうか。 コロナ騒動は、社会の各層に、多大の利益を生み出した。コロナによって、既存の利は拡大し、新たな需要も生まれた。 利益を求めるのは、人間の性である。利用できることは、都合よく解釈し誘導する。 儲けが…